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F1規則変更について混乱。フェラーリ、2021年型車でのテストを断念、2018年型SF71Hに急きょ切り替え
2022年1月26日
スクーデリア・フェラーリは、自身が所有するフィオラノのテストトラックで、2022年F1シーズンに向けた準備として、2021年型SF21でのテストを1月25日から4日間にわたって行うことを明らかにしていたが、当日になってテストプログラムの変更を発表した。レギュレーションについて曖昧な部分があるため、マシンを2018年型車SF71Hに変更するという。
F1スポーティングレギュレーションの「以前の車両のテスト(TPC)」の項目には、「現選手権に先行するカレンダー年の直前の3カレンダー年のいずれかのF1技術規則に適合するよう設計・製造された車両を用いる」と定められている。つまり、2年から4年前のマシンを使用しなければならないということになる。これは、最新型に近い旧型マシンでテストを行い、アドバンテージを得ることを防ぐための規定だ。
しかし、2022年の技術レギュレーションが大幅に変わり、昨年までとは全く異なるマシンが登場することから、スポーツ諮問委員会での投票により、今年については、「以前の車両のテスト(TPC)」について2021年型の使用を認めることで合意していた。
フェラーリはこれが2022年競技レギュレーションに盛り込まれたものと考え、今週のテストに2021年型マシンを持ち込むことを決めた。しかしFIAが発表している最新バージョンのレギュレーションでは修正が行われておらず、直前になって、FIAから派遣されたオブザーバーからSF21での走行にストップがかけられたという。
25日にフェラーリは次のような声明を発表している。
「スクーデリア・フェラーリが本日からフィオラノ・サーキットで行う予定だったテストだが、今朝、そのテストプログラムが変更になった」
「この種のテストで使用できるマシンの基準を定める『以前の車両のテスト』に関連する規定が2022年にはどのように適用されるのかについて、FIAからの最新情報を待つ間、2018型SF71Hを使用するという決定を下した」
「テストプログラムについての詳細は追って報告する」
当初の予定では、テストドライバーであるロバート・シュワルツマンが火曜と金曜、レギュラードライバーのシャルル・ルクレールが水曜、カルロス・サインツが木曜に走行を行うことが決まっていた。
(Grandprix.com/autosport web)
関連ニュース
1位 | マックス・フェルスタッペン | 110 |
2位 | セルジオ・ペレス | 85 |
3位 | シャルル・ルクレール | 76 |
4位 | カルロス・サインツ | 69 |
5位 | ランド・ノリス | 58 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 38 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 33 |
8位 | フェルナンド・アロンソ | 31 |
9位 | ルイス・ハミルトン | 19 |
10位 | ランス・ストロール | 9 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 195 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 151 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 96 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 52 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 40 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 7 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 5 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 0 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 0 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
第5戦 | 中国GP | 4/21 |
第6戦 | マイアミGP | 5/5 |
第7戦 | エミリア・ロマーニャGP | 5/19 |
第8戦 | モナコGP | 5/26 |
第9戦 | カナダGP | 6/9 |