トロロッソ・ホンダ甘口コラム:ハンガリーGPでアドバンテージとなったホンダPUのドライバビリティ
2018年8月6日
トロロッソ・ホンダの活躍を甘口&辛口のふたつの視点からそれぞれ評価する連載コラム。レースごとに、週末のトロロッソ・ホンダのコース内外の活躍を批評します。今回はハンガリーGPを、甘口の視点でジャッジ。
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F1第12戦ハンガリーGPで、ピエール・ガスリーが手にした6位という成績は、第2戦バーレーンGPの4位にも負けないくらいの価値がある結果だった。それは、予選で初めてブレンドン・ハートレーとともに2台そろってQ3に進出するパフォーマンスを披露したからだ。
ハンガリーGPの土曜日。予選前に行われたストラテジーミーティングで、「予選がウエットになる可能性がある」と報告されると、ドライバーは「雨が降った方がいい」と語っていたという。それは、滑りやすい路面状態になれば、ホンダPU(パワーユニット/エンジン)のドライバビリティの良さがアドバンテージになると感じていたからではないだろうか。
ガスリー担当のパフォーマンスエンジニアを務める湊谷圭祐は、ドライバビリティについて、次のように語る。
「ドライバビリティとは、アクセルを開けたときのトルクの追従性を表した言葉で、低速コーナーの立ち上がりでとても重要になります。さらにウエットコンディションになると、路面の状況がわかりづらいため、ドライバーがアクセルをパーシャル(全開でも全閉でもない状態で一定に保つ)にする時間は必然的に長くなる」
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※中国GP終了時点
1位 | マックス・フェルスタッペン | 110 |
2位 | セルジオ・ペレス | 85 |
3位 | シャルル・ルクレール | 76 |
4位 | カルロス・サインツ | 69 |
5位 | ランド・ノリス | 58 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 38 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 33 |
8位 | フェルナンド・アロンソ | 31 |
9位 | ルイス・ハミルトン | 19 |
10位 | ランス・ストロール | 9 |
※中国GP終了時点
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 195 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 151 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 96 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 52 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 40 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 7 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 5 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 0 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 0 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
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