最新記事
- 【F1チームの戦い方:小松礼雄コラム第11回】...
- グランプリのうわさ話:オースティン、コース...
- FIAからさらに幹部2名が辞任。離脱が相次ぎ、...
- 多額の費用をかけて“クラッシュゲート”をめぐ...
- JRPA日本レース写真家協会が2024年モータース...
- ルーキーレース延期の理由のひとつはロジステ...
- ルノーの次世代F1パワーユニット救済を求める...
- マクラーレンの活躍で「まったく新しい世界」...
- 2025年用ピレリF1タイヤのテストにメルセデス...
- F1、巨大複合企業グループ『LVMH』と10年のグ...
- 【角田裕毅を海外F1ライターが斬る】マルコの...
- シーズン後の新『F1ルーキーレース』、2024年...
【F速プレミアム】スペインとふたつのレースの物語/スペイン人ライターのF1コラム
2024.07.09
2026年からマドリード市街地コースで開催予定となっているF1スペインGP。しかし、バルセロナもレース開催を諦めていないようだ。スペイン在住のフリーライター、アレックス・ガルシアがスペインGPの状況について語る。
---------------------------------
F1の歴史上最も多くのレースが開催されたサーキットのリストで、バルセロナと鈴鹿が10位を分け合っていることをご存知だろうか? 私の地元レースであるバルセロナの場合は、1991年にカレンダーに加わって以来、グランプリが中断されることなく開催されてきた。理論上は、2026年にバルセロナでもう1レースが行われ、スペインGPがマドリードに移れば、この状況は終わりを迎えることになるが……しかし、物事は一見したほど簡単ではないこともある。
バルセロナとマドリードは歴史的に非常に激しいライバル関係にある。サッカー好きの読者なら、“エル・クラシコ”のおかげでこのことをすでに知っているかもしれない。しかし現実には、スポーツ界のライバル関係は、政治から生まれた文化的なライバル関係の一要素に過ぎない。実際、さらに深く起源を探ってみると、バルセロナを首都とするカタルーニャ州とスペインの間には、一定の文化的隔たりがあり、それが独立運動への強い支持につながっていることが分かる。
もちろん、この話全体はもっと長くて複雑だが、これが大まかな要点であり、レースをバルセロナからマドリードに移すことが、考えられるよりもはるかに微妙な意味合いを持つ理由を理解するには十分だ。最近、私はスペインGPに参加し、情報収集の機会を得た。私が参加したのは、バルセロナ・カタロニア・サーキットの運営側が、2026年のグランプリをすでに失ったにもかかわらず、コース設備のアップグレードに多額の資金と労力を費やしていた理由を調査するためだった。そして、非常に興味深い発見がいくつかあった。
背景として、スペインGPが2026年からマドリードの新しいストリートコースで開催されることが公式発表されたとき、バルセロナがその運命を受け入れて、2025年に契約を終了して新たな冒険へ進むと思っていた。しかし、彼らはF1での成功の秘訣を踏襲することで、さらに努力を重ねたのだ。
---------------------------------
F1の歴史上最も多くのレースが開催されたサーキットのリストで、バルセロナと鈴鹿が10位を分け合っていることをご存知だろうか? 私の地元レースであるバルセロナの場合は、1991年にカレンダーに加わって以来、グランプリが中断されることなく開催されてきた。理論上は、2026年にバルセロナでもう1レースが行われ、スペインGPがマドリードに移れば、この状況は終わりを迎えることになるが……しかし、物事は一見したほど簡単ではないこともある。
バルセロナとマドリードは歴史的に非常に激しいライバル関係にある。サッカー好きの読者なら、“エル・クラシコ”のおかげでこのことをすでに知っているかもしれない。しかし現実には、スポーツ界のライバル関係は、政治から生まれた文化的なライバル関係の一要素に過ぎない。実際、さらに深く起源を探ってみると、バルセロナを首都とするカタルーニャ州とスペインの間には、一定の文化的隔たりがあり、それが独立運動への強い支持につながっていることが分かる。
もちろん、この話全体はもっと長くて複雑だが、これが大まかな要点であり、レースをバルセロナからマドリードに移すことが、考えられるよりもはるかに微妙な意味合いを持つ理由を理解するには十分だ。最近、私はスペインGPに参加し、情報収集の機会を得た。私が参加したのは、バルセロナ・カタロニア・サーキットの運営側が、2026年のグランプリをすでに失ったにもかかわらず、コース設備のアップグレードに多額の資金と労力を費やしていた理由を調査するためだった。そして、非常に興味深い発見がいくつかあった。
背景として、スペインGPが2026年からマドリードの新しいストリートコースで開催されることが公式発表されたとき、バルセロナがその運命を受け入れて、2025年に契約を終了して新たな冒険へ進むと思っていた。しかし、彼らはF1での成功の秘訣を踏襲することで、さらに努力を重ねたのだ。
関連ニュース
- グランプリのうわさ話:ピレリの新世代タイヤ開発プ...
- グランプリのうわさ話:ミック・シューマッハー、ア...
- グランプリのうわさ話:ラスベガスGP、“手頃な価格...
- 王者フェルスタッペンの戦い:「モントリオールの予...
- グランプリのうわさ話:キック・ザウバー、自信喪失...
- レッドブル一強から変化の風/スペイン人ライターの...
- 王者フェルスタッペンの戦い:厳しい週末となったモ...
- グランプリのうわさ話:激怒する大富豪の影響にさら...
- グランプリのうわさ話:“F1から抜け出す”ためMotoGP...
- グランプリのうわさ話:アストンマーティンの戦績に...
- グランプリのうわさ話:ハース、ベアマンのFP1参加...
- 王者フェルスタッペンの戦い:マイアミGPの週末は苦...
- グランプリのうわさ話:ニューウェイ、“感情的な相...
- サインツの選ぶ移籍先にも影響するFIA F2の有望な若...
- グランプリのうわさ話:ボッタス、自転車競技にも才...
9/20(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
9/21(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
9/22(日) | 決勝 | 結果 / レポート |
※シンガポールGP終了時点
1位 | マックス・フェルスタッペン | 331 |
2位 | ランド・ノリス | 279 |
3位 | シャルル・ルクレール | 245 |
4位 | オスカー・ピアストリ | 237 |
5位 | カルロス・サインツ | 190 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 174 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 155 |
8位 | セルジオ・ペレス | 144 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 62 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 24 |
※シンガポールGP終了時点
1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 516 |
2位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 475 |
3位 | スクーデリア・フェラーリ | 441 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 329 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 86 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 34 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 31 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 16 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 13 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
2024年F1カレンダー
第18戦 | シンガポールGP | 9/22 |
第19戦 | アメリカGP | 10/20 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/27 |
第21戦 | サンパウロGP | 11/3 |
第22戦 | ラスベガスGP | 11/23 |