最新記事
雨の中ラッセルがトップ、メルセデスが初日1-2。レッドブル勢は3、4番手、角田裕毅は14番手【F1日本GP FP2】
2022年10月7日
2022年F1第18戦日本GPのフリー走行2回目が行われ、ジョージ・ラッセル(メルセデス)がトップタイムをマークした。2番手はルイス・ハミルトン(メルセデス)、3番手はマックス・フェルスタッペン(レッドブル)となっている。角田裕毅(アルファタウリ)は14番手だった。
午後になっても、なかなか雨は止まない。FP2の始まる午後3時の時点で、天気は小雨。気温15.5度、路面温度19度と、FP1とほぼ同じ低温コンディションだ。このセッションはピレリの2023年用ドライタイヤのテストのために、通常の60分間から30分延長された。路面はフルウエットでテスト自体はキャンセルされたが、延長措置は変更されない。
言い換えれば、久しぶりに90分間のフリー走行が特別に戻ってきたことになる。鈴鹿はとりわけ難易度が高いだけに、歓迎するのは初体験のドライバーだけではないだろう。ただし大方のドライバーはFP1でしっかりレインタイヤでの周回をこなしたため、セッションが始まってしばらく経っても出足は鈍い。
セッション30分を過ぎても、ようやく11台がタイムを出しただけだ。このタイミングで、メルセデスの2台、ランド・ノリス(マクラーレン)、ピエール・ガスリー(アルファタウリ)らがインターミディエイトタイヤに履き替えた。ハミルトン、ラッセルに続き、角田が3番手タイムを出した。直後にデグナー1でグラベルに飛び出したが、幸い無傷で復帰できた。
さらにシャルル・ルクレール(フェラーリ)も、ヘアピンのブレーキングでグラベルに直進。バリアにぶつかる直前で、なんとか止まることができた。フェルスタッペンはセッション開始後45分で初コースイン。FP1同様、いきなりトップに立った。その後はハミルトンと、首位の奪い合いの展開に。さらにそこに、ラッセルも加わった。
この時点で雨はほぼ止み、周回ごとに路面は乾いて行っている。FP1首位のフェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)は開始後50分でようやく出て行き、7番手タイムにつけた。
60分が過ぎ、30分間のボーナスタイムに入ってからも、コース上にはそれほど多くのマシンは出ていない。小雨が降ったり止んだりの天気だが、水しぶきは若干収まってきた。日曜日の天候がはっきりしないため、ほとんどのドライバーはできるだけインターを節約しようと、FP1で使ったユーズドで走り続けている。FP2で新品インターを履いたのは、メルセデスの2台だけだ。
このセッション、トップはラッセル、2番手ハミルトン、3番手フェルスタッペン、4番手セルジオ・ペレス(レッドブル)、5番手ケビン・マグヌッセン(ハース)、6番手カルロス・サインツ(フェラーリ)。ルクレールは11番手に留まった。角田は14番手ながら、インターで21周のロングランを行った。ガスリーは19番手。ミック・シューマッハー(ハース)はマシン修復のため、FP2では走行を行わなかった。
(Kunio Shibata)
関連ニュース
3/17(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
3/18(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
3/19(日) | 決勝 | 結果 / レポート |


1位 | マックス・フェルスタッペン | 44 |
2位 | セルジオ・ペレス | 43 |
3位 | フェルナンド・アロンソ | 30 |
4位 | カルロス・サインツ | 20 |
5位 | ルイス・ハミルトン | 20 |
6位 | ジョージ・ラッセル | 18 |
7位 | ランス・ストロール | 8 |
8位 | シャルル・ルクレール | 6 |
9位 | バルテリ・ボッタス | 4 |
10位 | エステバン・オコン | 4 |

1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 87 |
2位 | アストンマーティン・アラムコ・コグニザント・フォーミュラ1チーム | 38 |
3位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 38 |
4位 | スクーデリア・フェラーリ | 26 |
5位 | BWTアルピーヌF1チーム | 8 |
6位 | アルファロメオF1チーム・ステーク | 4 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 1 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 1 |
9位 | スクーデリア・アルファタウリ | 0 |
10位 | マクラーレンF1チーム | 0 |

第2戦 | サウジアラビアGP | 3/19 |
第3戦 | オーストラリアGP | 4/2 |
第4戦 | アゼルバイジャンGP | 4/30 |
第5戦 | マイアミGP | 5/7 |
第6戦 | エミリア・ロマーニャGP | 5/21 |

