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レッドブル&HRC密着:難しい路面状況のなかミスなく走りきったペレス。小さな違和感を感じ取る能力が活きたレース
2022年10月3日
F1第17戦シンガポールGPの決勝で、予選2番手からスタートで好ダッシュを決めて、1コーナーでトップに立ったセルジオ・ペレス(レッドブル)。ペレスはこれまで3勝していたが、いずれの勝利も逆転で勝利を手にしてきた。スタート直後からトップに立って、レースをリードしたことはなかった。
しかも、今年のシンガポールGPのレースは、スタート直前に雨が降り、なかなか乾かずに滑りやすい路面が続くという難しいコンディションだった。それは、現役最強と言われているマックス・フェルスタッペン(レッドブル)や、史上最多の7冠王者のルイス・ハミルトン(メルセデス)といったチャンピオンたちでさえ、ブレーキングでタイヤをロックさせるというミスを犯していたことでもわかる。
そんななか、今年のシンガポールGPはペレスとシャルル・ルクレール(フェラーリ)だけが、ミスを犯さなかっただけでなく、難しいコンディションのなかで異次元の走りを披露していた。ペレスは今回だけでなく、今年の雨のモナコGPの優勝をはじめ、難しいコンディションや荒れたレースで底力を発揮するドライバーとして定評がある。そのことを物語っていたのが、レース終盤に無線でドライバビリティに関する懸念を訴えたことだった。
ペレスのパワーユニットを担当するHRC(ホンダ・レーシング)の湊谷圭祐エンジニアは「パワーユニット的には問題はなかった。ただし、限界ギリギリで走っているとドライバーはほんの小さな違和感が気になる」のだと言う。しかも、あのとき路面コンディションは難しい状況だった。そのなかで限界で走るにはいつも以上に正確性が求められる。その微妙な変化を感じ取れる能力があるからこそ、ペレスはシンガポールGPでわずかなミスも犯さず、トップを堅持していたのだった。
最終的にペレスは、レース終盤にルクレールを突き放す脅威的な走りで7秒以上のギャップを築いて、フィニッシュ。全周回トップでの優勝は、ペレスにとって初の快挙だった。ウエットコンディションのなか、セーフティーカーが2回、バーチャルセーフティカー(VSC)は3回出された今年のシンガポールGP。ペレスが最も勝者に相応しい走りをしていた。
(Masahiro Owari)
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7/4(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
7/5(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
7/6(日) | 決勝 | 結果 / レポート |


1位 | オスカー・ピアストリ | 216 |
2位 | ランド・ノリス | 201 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 155 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 146 |
5位 | シャルル・ルクレール | 119 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 91 |
7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 63 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 42 |
9位 | エステバン・オコン | 23 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 22 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 417 |
2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 210 |
3位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 209 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 162 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 55 |
6位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 36 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 29 |
8位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 28 |
9位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 26 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 11 |

