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今季のシューマッハーは「めざましく成長した」とロス・ブラウン。一方で“F1キャリアの重大な岐路”にいると指摘
2022年9月27日
F1のモータースポーツ担当マネージングディレクターを務めるロス・ブラウンは、ミック・シューマッハーには2023年もF1ドライバーでいる資格があると考えている。しかし同時に、シューマッハーがF1キャリアの「重大な岐路」に立っていることも認めた。
シューマッハーのハースでの2シーズン目は、サウジアラビアGPで大クラッシュを起こすという厳しい船出となった。モナコGPでも同様にクラッシュし、チームからの信頼を大きく損なう結果となった。
モナコでの大クラッシュ後、シューマッハーはハースF1のギュンター・シュタイナー代表と1対1で面談し、その後厳しい注意を受けた。そして、シューマッハーはもう一度チーム内での足場を固めることに成功した。その結果、イギリスGPとオーストリアGPで自身初のF1ドライバーズポイントを獲得できたのだ。
しかし、シューマッハーとハースF1との関係は将来に渡って安泰だとは言えない。もしハースを出てしまったら、シューマッハーが他のチームと契約できる確率はきわめて低い。年末には失業者の列に並んでいる可能性すらある。
もっともブラウンは、F1のスターティンググリッドに並ぶ資格がまだシューマッハーにはあると考えている。
「ミックは今年めざましく成長した」とブラウンは『F1 Insider』に語った。
「チームメイトにマグヌッセンというよいお手本が戻ったし、今はF1キャリアの重大な岐路に立ってもいる」
「いずれにしても、F1キャリアで次のステップに進む資格はあると思う。彼を評価するのはそれからでも遅くはない」
シューマッハーのこれまでのキャリアを見ると、同じカテゴリーの2年目のほうが概してよい成績を収めている。事実、F3とF2では2年目にチャンピオンとなっている。こうしたミックの資質は、父親である伝説のF1ドライバー、ミハエル・シューマッハーのトップへの上り詰め方とは、鋭く対比するものだとブラウンは主張した。
「彼は、いつでも即座にトップに立っていた父親とは異なる」とブラウンは語った。ブラウンはフェラーリのテクニカルディレクターだった当時、ミハエル・シューマッハーときわめて密接な立場で仕事をしていた。
「ミックはもう少し時間を必要とする。でも最終的には父親のように下位クラスでタイトルを獲得した」
「彼は非常に才能がある。また父親から仕事への情熱を100%受け継いでいるし、努力して成長する力がすごい。そこがいちばん大事なことだ」
この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています
(autosport web)
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1位 | マックス・フェルスタッペン | 44 |
2位 | セルジオ・ペレス | 43 |
3位 | フェルナンド・アロンソ | 30 |
4位 | カルロス・サインツ | 20 |
5位 | ルイス・ハミルトン | 20 |
6位 | ジョージ・ラッセル | 18 |
7位 | ランス・ストロール | 8 |
8位 | シャルル・ルクレール | 6 |
9位 | バルテリ・ボッタス | 4 |
10位 | エステバン・オコン | 4 |

1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 87 |
2位 | アストンマーティン・アラムコ・コグニザント・フォーミュラ1チーム | 38 |
3位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 38 |
4位 | スクーデリア・フェラーリ | 26 |
5位 | BWTアルピーヌF1チーム | 8 |
6位 | アルファロメオF1チーム・ステーク | 4 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 1 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 1 |
9位 | スクーデリア・アルファタウリ | 0 |
10位 | マクラーレンF1チーム | 0 |

第2戦 | サウジアラビアGP | 3/19 |
第3戦 | オーストラリアGP | 4/2 |
第4戦 | アゼルバイジャンGP | 4/30 |
第5戦 | マイアミGP | 5/7 |
第6戦 | エミリア・ロマーニャGP | 5/21 |

