F速

  • 会員登録
  • ログイン

両選手権で首位を保つレッドブルF1。ヘルムート・マルコは「こんなに楽しいことはめったにない」と満足

2022年8月10日

 レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、レッドブルがF1で最高のシーズンのうちのひとつを送っているのみならず、「これほど楽しい」シーズンはめったにないと述べている。


 今シーズンのF1の22戦のうち13戦が終了したが、レッドブルはこれまで9勝を挙げており、マックス・フェルスタッペンによって8勝、セルジオ・ペレスによって1勝がもたらされた。これでレッドブルは合計431ポイントを獲得した。レッドブルはこの成功によってコンストラクターズランキングでフェラーリに97ポイントの大差をつけ、フェルスタッペンはドライバーズ選手権でフェラーリのシャルル・ルクレールに80ポイント差をつけている。


 レッドブルのシーズンには、やりがいだけではなく、面白さや楽しさもある。高い緊張感とドラマと論争が際立っていた、2021年のメルセデスとの嵐のようなライバル関係がないままにレースは展開しているのだ。


「こんなに楽しいことはめったにない」とマルコはオーストリアの『OE24』に語った。


「ほぼすべての週末が楽しみだ。あらゆることにかなりの神経をすり減らした去年のシーズンとは大違いだ」

2022年F1第8戦アゼルバイジャンGP マックス・フェルスタッペンとセルジオ・ペレスの1-2を祝うレッドブル
2022年F1第8戦アゼルバイジャンGP マックス・フェルスタッペンとセルジオ・ペレスの1-2を祝うレッドブル


 マルコによると、今年のシーズンで唯一相対的にマイナスな面は、フェラーリが一貫性のある戦いを維持できなかったことにあるという。それがマルコが非常に残念に感じている不十分な点だ。


「フェラーリがあれほど多くのミスを犯すのは少々残念だ。彼らの価値を下回るほど負け越していて、本当に気の毒に感じている」


「しかし、彼らは戻ってくるだろう、あれほど強力なマシンがある」


 信頼性の問題とコース上とピットウォールでのミスが重なり、フェラーリは大量のポイントを失った。フェラーリが度々つまずく理由について尋ねられたマルコは次のように語った。


「ほとんどすべてのことを間違えているからだ。たとえばブダペストでは、初めてのことだがタイヤの温度を適正な範囲内に入れることができなかったし、間違ったピット戦略も選んだ。彼らがなぜ中古のミディアムタイヤを選択しなかったのか、理解できない。その方がよかっただろうに」

2022年F1第13戦ハンガリーGP シャルル・ルクレール(フェラーリ)とマックス・フェルスタッペン(レッドブル)



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(autosport web)


レース

7/4(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
7/5(土) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
7/6(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※オーストリアGP終了時点
1位オスカー・ピアストリ216
2位ランド・ノリス201
3位マックス・フェルスタッペン155
4位ジョージ・ラッセル146
5位シャルル・ルクレール119
6位ルイス・ハミルトン91
7位アンドレア・キミ・アントネッリ63
8位アレクサンダー・アルボン42
9位エステバン・オコン23
10位ニコ・ヒュルケンベルグ22

チームランキング

※オーストリアGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム417
2位スクーデリア・フェラーリHP210
3位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム209
4位オラクル・レッドブル・レーシング162
5位ウイリアムズ・レーシング55
6位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム36
7位マネーグラム・ハースF1チーム29
8位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム28
9位ステークF1チーム・キック・ザウバー26
10位BWTアルピーヌF1チーム11

レースカレンダー

2025年F1カレンダー
第12戦イギリスGP 7/6
第13戦ベルギーGP 7/27
第14戦ハンガリーGP 8/3
第15戦オランダGP 8/31
第16戦イタリアGP 9/7
  • 最新刊
  • F速

    F速 2025年5月号 Vol.3 日本GP号