ハミルトン7番手に沈む「セッティングがうまくいかず状況が悪化。ここからでは優勝は無理」メルセデス/F1第5戦予選
2021年5月23日
2021年F1モナコGPの土曜予選で、メルセデスのルイス・ハミルトンは7番手、バルテリ・ボッタスは3番手だった。
■メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム
ルイス・ハミルトン 予選=7番手
FP3 7番手(1分12秒020/20周)
予選 7番手(Q1=7番手1分11秒622:Q2=7番手1分11秒116:Q3=7番手1分11秒095)
木曜にはマシンの感触はさほど悪くなかったのだが、変更を加えた結果、今日はひどい状態になってしまった。振り出しに戻ってどうしてこうなったのかを考える必要がある。
とにかくグリップがなかった。それで行き過ぎたり、さらにプッシュしようとするわけだけど、まるで結果が出ない。全く改善しないんだ。全体的に難しい一日だったよ。
バルテリはマシンのパフォーマンスを引き出せていたようだけど、僕たちが問題を抱えていたことは間違いない。
モナコはオーバーテイクがほぼ不可能だし、このグリッドで周囲のマシンが似たようなスピードで走っていると、まず追い抜きはできない。今回は土曜が重要だったんだ。最低でも7番手を維持して、それより上に行けるかどうか見ていくしかないね。
(F1公式サイトに語り)今日はタイヤが問題だった。タイヤが機能しないんだ。スライドしまくっていたよ。ここは予選がすべてだから、今回は優勝にはまず届かない。
雨が降ればいいのにな。降らないと思うけど、降ったらうれしい。
(7位に沈んだことへの)腹立ちはない。もちろん悔しいけど、今は比較的冷静だ。自分にやれることはないと分かっているからね。
木曜には、トップ3をかけて戦えるのではないかと期待していた。でもその後の作業によって間違った方向に行ってしまった。仕方ないよ。何事からも学んでいくしかない。
■メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム
バルテリ・ボッタス 予選=3番手
FP3 4番手(1分11秒765/21周)
予選 3番手(Q1=1番手1分10秒938:Q2=3番手1分10秒695:Q3=3番手1分10秒601)
木曜日も、今朝のフリー走行になっても、マシンのフィーリングは最高というわけではなかった。依然としてタイヤのウォームアップで苦労していたんだ。このマシンはここのようなトラックに向いていないんだ。それでも予選に向けてセットアップを最適化できたと思う。少し変更を加えたことで感触が良くなった。
予選が進むにつれ、ポールポジションを狙うチャンスがあることが分かった。だから、最後のアタックを終えられなかったのは残念だ。あのラップがポールを獲るのに十分だったかどうかは知りようがないが、赤旗まではいいラップを走っていて、コンマ1秒かコンマ2秒速いペースだったんだ。
多くのチームが上位で争ってるのは素晴らしいことだし、エキサイティングだ。全員がコース上で全力でプッシュし、できる限り前に進もうとしている。明日はきっと接戦になるだろう。
(autosport web)
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1位 | マックス・フェルスタッペン | 77 |
2位 | セルジオ・ペレス | 64 |
3位 | シャルル・ルクレール | 59 |
4位 | カルロス・サインツ | 55 |
5位 | ランド・ノリス | 37 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 32 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 24 |
8位 | フェルナンド・アロンソ | 24 |
9位 | ルイス・ハミルトン | 10 |
10位 | ランス・ストロール | 9 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 141 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 120 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 69 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 34 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 33 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 7 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 4 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 0 |
9位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 0 |
第5戦 | 中国GP | 4/21 |
第6戦 | マイアミGP | 5/5 |
第7戦 | エミリア・ロマーニャGP | 5/19 |
第8戦 | モナコGP | 5/26 |
第9戦 | カナダGP | 6/9 |