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年忘れ覆面座談会6:勝敗を分けた「ありのまま」

2014年12月31日

B氏:チャンピオン予想、ハズしたけど反省する気はないんだよね。実は、日本GPの前にロズベルグと個人的に話す機会があったんだ。精神的にボロボロかと思いきや、自然な雰囲気で、虚勢もはってないし、すっかりロズベルグのファンになっちゃった。メンタルが強いんだろうね。タイトルを逃したあとの態度も立派だった。

──メンタルと言えば、ハミルトンは精神的に変わったんでしょうか。

A氏:変わったと思う。

C氏:精神面だけでなく、2014年からスタイルを変えた。もともとルイスは予選重視だったが、ジョック・クレアが「レースを組み立てろ」と言い続けて、その教えを守った。かたやロズベルグの失敗は、ポールポジションからスタートしているのに、後ろのルイスを気にして最初から攻めてしまったところ。レースは長いんだからタイヤを温存すればいいのに、序盤でタイヤがなくなって、そこから崩れてしまう。アメリカGPが象徴的だった。

──では、見事ハミルトン王者を予想していたAさん、どうでしょう?

A氏:当然の結果だよ。ポイントになったのはイギリスGPとイタリアGP、その2レースがきっかけで精神的に強くなったとルイス本人も言っていた。夏にも話したけど、イギリスではお父さんと「ネガティブな気持ちをポジティブに変えて頑張ろうよ」と語り合って、復活した。でも、イタリアで何があったのか、本人は最後まで明かさなかったけど。

C氏:それより、2014年のメルセデスは、マクラーレンでのアイルトン・セナとアラン・プロストの時代みたいにチームが分裂する可能性だってあった。そこまでひどくならなかったのはトト・ウォルフの功績だと思う。最終戦の最後に、ニコの会見が開かれたんだ。とにかくニコはタイトルを逃して、ものすごく落ち込んでいた。本気で逆転して、チャンピオンになろうと思ってたんだよ。その後、階段を上ってドライバーの控室に戻っていったんだけど……。

A氏:階段のところで、エンジン担当のアンディ・コーウェルが待っていたんだよね。

C氏:おそらくパワーユニットのトラブルについて説明していたんだろう。かなり長い時間、ロズベルグは真剣にうなずきながら話を聞いていた。その光景を見て、成熟しているチャンピオンチームで、すばらしいチームだと感じた。ニコの会見を開いたことも含めて、ケアがしっかりしている。





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