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ホンダ密着:開発競争はICEに移行、今後の鍵はエンジン本体のパワーアップ

2016年7月2日

 金曜日のフリー走行を終えた30分後、レッドブルリンクの記者会見場でFIAによる公式会見が行われた。レッドブル、ウイリアムズ、トロロッソ、ザウバー、マノーのチームスタッフとともに出席したのが、長谷川祐介総責任者だった。

 その会見で長谷川総責任者は、カナダGPから投入したトークンを使用した新しいターボのパフォーマンスについて、次のように語った。
「デプロイに問題を抱えていた昨年のオーストリアGPは、メインストレートの途中で、デプロイが切れていましたが、今日のフリー走行では新しいターボのアップグレードがうまく機能しており、その点については昨年に比べて進歩したと思っています」

 新しいターボの性能については、ストレートが長い前戦バクーで行われたヨーロッパGPでも「チームによっては、こちらのほうが長く使えていました」と語っているように、ほぼメルセデスをはじめとするライバル勢と肩を並べたと言っていいだろう。

 だからこそ、いまクローズアップされているのが、エンジン本体、つまりICEの性能差だ。
「ここはストレート自体はそれほど長くないので、われわれだけでなく、ライバルもデプロイが切れることはありません。レッドブルリンクの特徴はストレートエンドが上り坂になっていることです。そこで重要となるのが、エンジンそのもののパワーです」

 今回、オーストリアGPではフェラーリがトークンを使用した新しいICEを投入したという報道がある。ただし、これに関しては金曜日の時点で公式発表ではなく、一部ではMGU-Kに使用したという報道もある。ただ、もしフェラーリがICEを新しくしてきたという報道が正しければ、それはパワーユニットの開発競争が、MGU-HやMGU-KによるERSパワーからICEに移行している紛れもない事実である。ホンダが次にトークンを使用してアップデートしてくるのも、ICEであることはほぼ間違いない。



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