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scope:「公平なペナルティ」に近づくために
2016年5月10日
コース上で繰り広げられる“スポーツ”としてのF1を、ちょっと違う視点から取り上げて論じる今宮雅子氏の連載コラム。何度も言われていることだが、レース中に下されるペナルティの判断には疑問を感じることも多い。あらためて、一貫した裁定を実現するための方法を考えてみる。
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2台以上の事故は「レース後に審議」が原則
F1という競技の特性上、スチュワード(競技会審査委員会)の意志によってドライバーにペナルティが科せられるのは仕方のないことだと思う。ミスをおかす可能性は誰にだってあるし、それによって他のドライバーが被害を受けたなら、そもそもの原因をつくったドライバーにも何らかのハンデが科せられて然るべきだ。
ただし、ペナルティを受けたドライバーにも見ているファンにもフラストレーションを与えるのは、スチュワードの判断に一貫性が足りない点だ。本質的には、2台以上が絡むレース中の出来事に関して、第三者が責任の所在を断言するのは難しい。多くの場合、即断は不可能なはず。
だから、競技規則の38条第1項には「ひとりのドライバーが上記(接触を引き起こした、他のドライバーをコース外に押し出した……など)の違反を犯したと完全に明確である場合を除いて、2台以上が関わるインシデントについては、通常レース後に審議を行う」という一文が、ちゃんと入っている。問題は、この条文が守られていないことだ。
ロシアGPを例に挙げると、カルロス・サインツJr.はジョリオン・パーマーをコース外に押し出したとして、レース中に「10秒加算」のペナルティを科せられた。サインツにしてみれば納得できないのは当然──アウト側の半車身後ろにパーマーのルノーがいても見えない。わざわざ相手が“死角”に入ってきたことが理解できない。しかし、スチュワードはサインツの意見を聞くことなく、10秒加算というペナルティを下した。
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1位 | オスカー・ピアストリ | 216 |
2位 | ランド・ノリス | 201 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 155 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 146 |
5位 | シャルル・ルクレール | 119 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 91 |
7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 63 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 42 |
9位 | エステバン・オコン | 23 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 22 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 417 |
2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 210 |
3位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 209 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 162 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 55 |
6位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 36 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 29 |
8位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 28 |
9位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 26 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 11 |

