F1速報

  • 会員登録
  • ログイン

ホンダ密着:昨年と雲泥の差。想定外のコンディションでもトラブル皆無

2016年3月18日

 いよいよ2016年の開幕戦を迎えた、マクラーレン・ホンダ。テストでは車体側のパーツが間に合わなかったため、マシンの最終的なパフォーマンスの確認は、開幕戦のオーストラリアGP初日に行われる予定だった。ところが金曜日のメルボルンは朝から雨が降ったりやんだりという生憎のコンディション。フリー走行1回目にコースインしていくマクラーレン・ホンダのマシンには、ウエットタイヤが装着されていた。

「今日は最終仕様で実際のクルマのパフォーマンスを試してみたかったんですが、不安定な天候によって、まったくわからないという状態でした。ドライバーも『今日は走る価値がない』と言っていたほどです」と長谷川祐介 総責任者は言う。

 フリー走行1回目はアロンソが11周、バトンは16周にとどまった。1回目のフリー走行後、いったん上がった雨は、2回目のフリー走行直前になって再び降り始め、2回目のフリー走行もウエットコンディションとなった。コースインしたドライバーたちを苦しめたのは、すべりやすい路面コンディションだけではない。風速8m以上の突風にも悩まされた。メルセデスのニコ・ロズベルグがセッション中にクラッシュしたほどである。

 そんな状況で、マクラーレン・ホンダのふたりは1回目と2回目のフリー走行ともに、トップ10内で終えている。もちろんウエットコンディション下でのベストタイムは、アタックしたときのタイミングによって大きく変わるため、このポジションが現在のマクラーレン・ホンダの絶対値を示したものではない。

「我々のポジションがどこにあるのか、まだわからない」と長谷川総責任者が語るのも、そのためだ。しかし、このような悪コンディションでも何のトラブルもなく、安定して走行することができたことは、波乱が起きやすい開幕戦において勇気づけられる滑り出しだったと言っていいだろう。

「信頼性は昨年よりも明らかに良くなっています。また今日はパワーユニットをレース仕様のセッティングで走らせ、それも問題がないことが確認できているので、ここまでのところは順調です」

 予定外の悪コンディションとなったメルボルンで、想定内のスタートを切った。

(Masahiro Owari)


レース

11/29(金) フリー走行 結果 / レポート
スプリント予選 結果 / レポート
11/30(日) スプリント 23:00〜24:00
予選 27:00〜
12/1(日) 決勝 25:00〜


ドライバーズランキング

※ラスベガスGP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン403
2位ランド・ノリス340
3位シャルル・ルクレール319
4位オスカー・ピアストリ268
5位カルロス・サインツ259
6位ジョージ・ラッセル217
7位ルイス・ハミルトン208
8位セルジオ・ペレス152
9位フェルナンド・アロンソ63
10位ニコ・ヒュルケンベルグ35

チームランキング

※ラスベガスGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム608
2位スクーデリア・フェラーリ584
3位オラクル・レッドブル・レーシング555
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム425
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム86
6位マネーグラム・ハースF1チーム50
7位BWTアルピーヌF1チーム49
8位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム46
9位ウイリアムズ・レーシング17
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

レースカレンダー

2024年F1カレンダー
第19戦アメリカGP 10/20
第20戦メキシコシティGP 10/27
第21戦サンパウロGP 11/3
第22戦ラスベガスGP 11/23
第23戦カタールGP 12/1
  • 最新刊
  • F1速報

    Rd19 アメリカ&Rd20 メキシコ&Rd21 ブラジルGP号