F速

  • 会員登録
  • ログイン

GP直送:グティエレス「僕には別のプランがある」

2015年9月30日

 2016年からの参戦を予定しているハースF1チームは、9月29日にロマン・グロージャンと契約し、2016年にレースドライバーに起用することを発表した。

 日本GPのレース後、グロージャンに「これからヨーロッパへ帰るの? それとも……」と尋ねたら、「どうだろうね、フフフッ」と笑っていたことから、おそらく日本からアメリカへ直行したのだろう。いずれにしてもグロージャンのハース移籍は9月に入ってから急展開して、シンガポールGP前後に決定した模様だ。ハースが発表会の案内を関係者に知らせたのは、日本GP開幕直前の9月24日だった。

 グロージャン獲得はハースにとっても想定外だったようで、今回の発表会は表彰台10回の経験と実力を兼ね備えたドライバーが心変わりする前に正式発表
してしまおうという思惑も伝わってくる。

 9月22日の「GP直送」で触れたように、当初グロージャンのチームメイトになると思われていたのは、エステバン・グティエレスだった。しかし、すでにハースのふたつめのシート争いからグティエレスは消えているようだ。

 グティエレスはフェラーリのリザーブドライバーとして日本GPに帯同しており、パドックにも姿を見せていた。そこで「9月29日にアメリカへ行くのか」と聞いたところ、「僕は行かない」と言う。「ハースの発表会があるのに?」と問いただすと、グティエレスは「僕には別のプランがある」と明言した。

 これでハースの“セカンドドライバー”が誰になるのか、混沌としてきた。フェラーリとのつながりだけなら、リザーブドライバーのジャン-エリック・ベルニュとも考えられるが、グロージャンのライセンスはフランス国籍。もうひとりフランス人のベルニュを、アメリカのチームが起用するとは考えにくい。ケビン・マグヌッセンやストフェル・バンドーンというマクラーレン系のドライバーは、ハースとフェラーリの関係を考えると疑問符がつく。そこで有力候補として浮上してくるのが、シンガポールGPでマノー・マルシャからデビューを果たしたアメリカ人、アレクサンダー・ロッシの存在だ。

 果たして、ハースのもうひとつのシートには誰が収まるのか。マノー・マルシャは、どうなるのか。グティエレスの「別のプラン」とは何か。2016年のシートをめぐる争いは大詰めを迎えようとしている。

(尾張正博)


レース

4/18(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
4/19(土) フリー走行3回目 22:30〜23:30
予選 26:00〜
4/20(日) 決勝 26:00〜


ドライバーズランキング

※バーレーンGP終了時点
1位ランド・ノリス77
2位オスカー・ピアストリ74
3位マックス・フェルスタッペン69
4位ジョージ・ラッセル63
5位シャルル・ルクレール32
6位アンドレア・キミ・アントネッリ30
7位ルイス・ハミルトン25
8位アレクサンダー・アルボン18
9位エステバン・オコン14
10位ランス・ストロール10

チームランキング

※バーレーンGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム151
2位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム93
3位オラクル・レッドブル・レーシング71
4位スクーデリア・フェラーリHP57
5位マネーグラム・ハースF1チーム20
6位ウイリアムズ・レーシング19
7位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム10
8位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム7
9位BWTアルピーヌF1チーム6
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー6

レースカレンダー

2025年F1カレンダー
第5戦サウジアラビアGP 4/20
第6戦マイアミGP 5/4
第7戦エミリア・ロマーニャGP 5/18
第8戦モナコGP 5/25
第9戦スペインGP 6/1
  • 最新刊
  • F速

    F速 2025年5月号 Vol.3 日本GP号