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F速分析:戦闘力数値で見る、2014年総集編

2014年12月22日

 メルセデスAMGの強さばかりが目立った2014年シーズン。全19戦中16勝(年間勝利数の新記録/ちなみに年間輩出ウイナー最小記録タイ・3人)18ポール(年間ポールポジション獲得数新記録)と、F1史上最大とも言える圧勝劇でした。開幕戦当時、今季のメルセデスAMGがこれほどまでの速さ・強さをシーズンを通して見せると、想像できたでしょうか?

 この原稿では、各マシンのパフォーマンスを数値化。最も速かったマシンを100とし、数字が増えるほど遅いということを示しています。この計算式にあてはめてみると、19戦中17戦でメルセデスが100と、最速マシンであったことが分かります。パフォーマンス面で他車に先行を許したのは、第6戦モナコと、最終戦アブダビのみ。ライバルたちは、手も足も出なかったということが、計算でも明らかになりました。

 開幕戦オーストラリアGP決勝、メルセデスAMGのニコ・ロズベルグは後続に24秒以上の差をつけて圧勝しましたが、信頼性の問題(ルイス・ハミルトンはマシントラブルでリタイア)を始めとして、付け入る隙は多くあるように見えました。パフォーマンスを数値化してみても、メルセデスAMGの100に対して、ケビン・マグヌッセン2位+ジェンソン・バトン3位のマクラーレンは0.04、バルテリ・ボッタスが速さを見せたウイリアムズが0.15、ダニエル・リカルドを2位入線(結局失格)させたレッドブルが0.28と、それぞれごく僅かの遅れでした。

 しかし次戦以降、メルセデスAMGとライバルたちの差は徐々に開いきます。メルセデスAMGが計算上での“最速マシン”の座を逃したモナコGPは、フェラーリのキミ・ライコネンがレース終盤に4周だけ飛ばしに飛ばし、ファステストタイムを記録したから。実質的には、ここもメルセデスAMGが最速だったはずです。



レース

9/19(金) フリー走行1回目 17:30〜18:30
フリー走行2回目 21:00〜22:00
9/20(土) フリー走行3回目 17:30〜18:30
予選 21:00〜
9/21(日) 決勝 20:00〜


ドライバーズランキング

※イタリアGP終了時点
1位オスカー・ピアストリ324
2位ランド・ノリス293
3位マックス・フェルスタッペン230
4位ジョージ・ラッセル194
5位シャルル・ルクレール163
6位ルイス・ハミルトン117
7位アレクサンダー・アルボン70
8位アンドレア・キミ・アントネッリ66
9位アイザック・ハジャー38
10位ニコ・ヒュルケンベルグ37

チームランキング

※イタリアGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム617
2位スクーデリア・フェラーリHP280
3位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム260
4位オラクル・レッドブル・レーシング239
5位ウイリアムズ・レーシング86
6位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム62
7位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム61
8位ステークF1チーム・キック・ザウバー55
9位マネーグラム・ハースF1チーム44
10位BWTアルピーヌF1チーム20

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