メカアップデート:マクラーレンの新波形ウイング
2014年9月11日
マクラーレンがF1イタリアGPに投入したローダウンフォース型リヤウイング。基本型は前戦ベルギーGPに投入されたものだが、全19戦で最も平均速度が高い超高速のモンツァでは、ベルギーGP時に装着されていたガーニーフラップも取り外され、超ローダウンフォース仕様となっていた。
マクラーレンのこの新リヤウイングの特徴は、メインフラップとアッパーフラップの間に設けられていた波形のギザギザしたエッジが、アッパーフラップの下端だけになったことだ。
手法は異なるが、マクラーレン以外にもレッドブル、フェラーリ、トロロッソら多くのチームがイタリアGPではローダウンフォース型の空力パッケージをまとっていた。その理由を、あるチーム関係者は次のように話す。
「今年のマシンはギアが8速になったことで、超高速のモンツァでもリミッターを気にせずにパワーユニットを回すことができる。だから、そのぶん空気抵抗を減らしてストレートスピードを伸ばしたほうがラップタイムが稼げるんです」
新パワーユニットが戦い方のセオリーを変えていると実感した、今年のイタリアGPだった。
(尾張正博)
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※オーストリアGP終了時点
1位 | マックス・フェルスタッペン | 237 |
2位 | ランド・ノリス | 156 |
3位 | シャルル・ルクレール | 150 |
4位 | カルロス・サインツ | 135 |
5位 | セルジオ・ペレス | 118 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 112 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 111 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 85 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
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※オーストリアGP終了時点
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 355 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 291 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 268 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 196 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 30 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 19 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 9 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
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