F速

  • 会員登録
  • ログイン

今季F1はタイヤへの対処で4秒速くなる とピレリ

2014年3月25日

LAT

 F1チームはタイヤへの理解を深めることで今後マシンのパフォーマンスを大幅に向上させていくだろうと、ピレリのモータースポーツディレクター、ポール・ヘンベリーは語った。

 2014年のF1には1.6リッターV6ターボのパワーユニットが導入され、空力規則も変わった。シーズン前テストではチームはその点にうまく適応するための努力に集中してきたが、今後タイヤをよりうまく機能させることに目を向ければ、大幅にタイムは向上すると、ヘンベリーは考えている。

 ヘンベリーは、マシンのアップグレードとタイヤへの対処によって、2014年のF1マシンはさらに2秒から4秒速くなると予想している。

「チームは今年初めは多数の他のファクターに集中していた。今後、フロントとリヤのバランスを改善させるため、タイヤとシャシーを共にうまく機能させる作業に取り組んでいくことになるだろう」とヘンベリー。

「それによってコーナリングでのパフォーマンスが大幅に向上する。シーズンが進むにつれて大きな変化が現れると我々は予想している」

「今年は大規模な開発が行われ、パフォーマンスが大きく向上するだろう」

 ヘンベリーは、マシンのスピードが大幅に向上しても、タイヤはうまくそれに対応できると述べた。

「シーズン終盤にはタイヤ選択を慎重に行うと同時にマシン開発のレベルを考慮しなければならない。両者のバランスをうまくとる必要がある」

「通常、ふたつのコンパウンドは機能するがその他のふたつだと極端な選択となってしまうものだ。しかしバーレーンのレースでは4つのコンパウンドのどれでも使うことが可能だ。過去にはなかったことだ」

 今年のタイヤは、新エンジンによるトルクの増大にもうまく対処していると、ヘンベリーは述べた。

「引き裂き抵抗と耐熱性のバランスを見つけようと努力してきた」
「ダウンフォースが減ると、タイヤによるメカニカルグリップを得る必要がある。しかし行き過ぎると引き裂き強度に問題が出てくる」

「今のところ、我々は非常に満足している。ある特定のコーナー出口など、コースのある箇所でプッシュしすぎると、オーバーヒートを起こす可能性がある。しかしチームはそれにうまく対処し、タイムを向上させていくだろう」


レース

3/14(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
3/15(土) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
3/16(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※オーストラリアGP終了時点
1位ランド・ノリス25
2位マックス・フェルスタッペン18
3位ジョージ・ラッセル15
4位アンドレア・キミ・アントネッリ12
5位アレクサンダー・アルボン10
6位ランス・ストロール8
7位ニコ・ヒュルケンベルグ6
8位シャルル・ルクレール4
9位オスカー・ピアストリ2
10位ルイス・ハミルトン1

チームランキング

※オーストラリアGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム27
2位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム27
3位オラクル・レッドブル・レーシング18
4位ウイリアムズ・レーシング12
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム8
6位ステークF1チーム・キック・ザウバー6
7位スクーデリア・フェラーリHP5
8位BWTアルピーヌF1チーム0
9位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム0
10位マネーグラム・ハースF1チーム0

レースカレンダー

2025年F1カレンダー
第1戦オーストラリアGP 3/16
第2戦中国GP 3/23
第3戦日本GP 4/6
第4戦バーレーンGP 4/13
第5戦サウジアラビアGP 4/20
  • 最新刊
  • F速

    F速 2025年4月号 Vol.2 開幕直前号