レッドブルとFIA、燃料流量センサー巡り意見対立
2014年3月17日
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レッドブルは、燃料流量規制に抵触したとしてダニエル・リカルドの2位を剥奪されたにもかかわらず、チームは規制の範囲内で走っていたと主張している。
オーストラリアGP決勝で2位を獲得したリカルドは、レース後に燃料流入量が毎時100kgを一貫して超過していたと指摘され、その後の長い調査の結果、レギュレーションに抵触していたとして失格処分の裁定を受けた。
しかし、チームプリンシパルのクリスチャン・ホーナーは、FIAから供給された燃料流量センサーが信頼性に乏しいと早い段階で認識、土曜日にはチーム独自のセンサーを使用した。これに対してFIAは、予選後にパルクフェルメでFIAのセンサーに交換するよう求めたが、レッドブルはそれに応じなかった。
「FIAから供給されるこれらの燃料流量センサーは、テストに導入されて以来、ピットレーンのあらゆる場面で問題があることが分かっていた」とホーナー。
「矛盾があったし、信頼性にも乏しかった。おそらく数台は、センサーが機能しない状態で走っていたか、レース中に故障していたと思う」
「我々は、自分たちがエラーのあると思う燃料流量センサーをマシンに搭載していたんだ」
ホーナーは、レース中に燃料流量の値が高すぎると、FIAから警告されていたことを認めている。しかし彼らは、FIAのセンサーが誤ったデータを抽出していると信じていたため、流量値を下げるというFIAの要請には従わなかった。
レッドブルは、チームが受けた処分に対して控訴する意向をすでにFIAに通知している。
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