ドライバーウォッチング：グティエレス「やっぱり、初ポイント獲りたかったよね〜」

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「やっぱり、初ポイント獲りたかったよね〜」

　初体験のナイト市街地レース、シンガポールGPを12位で完走したエステバンの第一声だった。

　大殊勲のQ3進出。10番グリッドからスタートしたエステバンだったが、スタートで順位を落とし、その後も思うようにペースが伸びない。それでも2回ストップ作戦を敢行して、終盤には7番手まで這い上がってきた。しかし最後はウェーバー、メルセデスの2台などに抜かれ、入賞を逃してしまった。

　ガレージに戻ってきたエステバンを、メカニックやエンジニアたちが握手やガッツポーズでねぎらう。

「Good Job!」。しかし本人は、「やっぱり結果がほしかった」と言う。

「タイヤのタレが予想以上に大きかった。スタートからゴールまでずっと。特に終盤の10周はホントにきつくて、力尽きたって感じ。でも2回ストップの戦略しか僕らにはなかった。他と同じことをしてたら入賞圏内にかすりもしなかったはずだよ。それをミスなくやり遂げたことには満足してる。もうちょっと、タイヤが持つかと思ったんだけどね」

　クルマは少しずつよくなってる？
　「チームの状況を考えれば開発陣はすごく頑張ってると思う。今のクルマの性能を100％発揮できたと思うよ」。

　シンガポール後も韓国、日本と東アジアツアーが続く。鈴鹿についてのコメントを求めると、ようやく笑顔を見せた。
「日本には家族で旅行したりして大好きな国だけど、鈴鹿はまだ一度も走ったことがない。ドライバーなら誰もが憧れるサーキットだし、日本GPの週末が待ちきれないよ！」

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