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雨と赤旗に悩まされた最終日はハミルトンが最速
2013年2月23日

22日、スペインのカタルニア・サーキットで行われたバルセロナ合同テスト4日目は、メルセデスのルイス・ハミルトンがトップタイムをマークした。
最終日を迎えたバルセロナは朝から生憎の雨模様に見舞われ、各車がドライタイヤで走れたのは午前中のわずかな時間のみ。その後は再び雨が路面を濡らしたため、午後のセッションはウェットコンディションに逆戻りし、朝のベストタイムが更新されることは一度も見られなかった。
そうした荒れ模様の天候と、8度も赤旗が出る波乱含みの一日をトップで終えたのはメルセデスを駆るハミルトンだった。彼自身もセッション終盤に赤旗原因を作っているが、ミディアムタイヤで記録した1分23秒282は、2番手ジェンソン・バトンをコンマ3秒引き離すタイムとなった。
一方、70周を走破したマクラーレンのバトンも、インターミディエイトとフルウエットタイヤにトライするなど予定のプログラムをすべてこなし、序盤戦の予測不能な天候変化に自信をつけた。彼らは次回の最終テストでメルボルン仕様のマシンを走らせる予定だ。
3番手は、唯一ソフトタイヤでベストタイムを記録したトロロッソのジャンーエリック・ベルニュのものに。シート争いの“ライバル”、エイドリアン・スーティルからマシンを引き継いだジュール・ビアンキにとっては不運の一日。4番手につけたが、タイムはトップから2.4秒差と参考の範囲外で、最後もコース上にストップし、セッションの終了をわずかながら早めている。
5番手につけたザウバーの新人、エステバン・グティエレスは午後に最も忙しい時間を過ごした。ターン4のグラベルにつかまり赤旗を出したグティエレスは、すぐにコースに復帰すると、最終的にはこの日最多の96周を重ねている。
6番手ケータハムのギド・バン・デル・ガルデにコンマ1秒及ばなかったフェラーリのフェリペ・マッサは80周を走行。彼もまた午前中に赤旗を出している。8番手はレッドブルのマーク・ウエーバー。マルシャのマックス・チルトンを挟み、ロータスのロメイン・グロージャンが10番手となっている。
ウイリアムズは前日に続きふたりのドライバーを走らせたが、午前中にステアリングを握ったバルテッリ・ボッタスはピットストップ練習に集中。加えてパストール・マルドナドも午後のウエット路面で13周を走行しただけと、いずれもタイムは記録されなかった。
■バルセロナ合同テスト4日目 総合タイム結果
1位 L.ハミルトン | ||
メルセデス W04 | ||
1’23.282 52Laps | ||
2位 J.バトン | ||
マクラーレン MP4-28 | ||
1’23.633 70Laps | ||
3位 J-E.ベルニュ | ||
トロロッソ STR8 | ||
1’24.071 80Laps | ||
4位 J.ビアンキ | ||
Fインディア VJM06 | ||
1’25.732 61Laps | ||
5位 E.グティエレス | ||
ザウバー C32 | ||
1’26.239 96Laps | ||
6位 G.バン・デル・ガルデ | ||
ケータハム CT03 | ||
1’27.429 50Laps | ||
7位 F.マッサ | ||
フェラーリ F138 | ||
1’27.563 80Laps | ||
8位 M.ウエーバー | ||
レッドブル RB9 | ||
1’27.616 64Laps | ||
9位 M.チルトン | ||
マルシャ MR02 | ||
1’29.902 51Laps | ||
10位 R.グロージャン | ||
ロータス E21 | ||
1’34.800 41Laps | ||
11位 V.ボッタス | ||
ウイリアムズ FW35 | ||
No Time 23Laps | ||
12位 P.マルドナド | ||
ウイリアムズ FW35 | ||
No Time 13Laps |
4/4(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
4/5(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
4/6(日) | 決勝 | 結果 / レポート |


※日本GP終了時点
1位 | ランド・ノリス | 62 |
2位 | マックス・フェルスタッペン | 61 |
3位 | オスカー・ピアストリ | 49 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 45 |
5位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 30 |
6位 | シャルル・ルクレール | 20 |
7位 | アレクサンダー・アルボン | 18 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 15 |
9位 | エステバン・オコン | 10 |
10位 | ランス・ストロール | 10 |

※日本GP終了時点
1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 111 |
2位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 75 |
3位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 61 |
4位 | スクーデリア・フェラーリHP | 35 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 19 |
6位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 15 |
7位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 10 |
8位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 7 |
9位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 6 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 0 |

