F1速報

  • 会員登録
  • ログイン

日本GP編:息詰まるバトンとの3位攻防戦を分析

2012年10月9日

小林可夢偉:予選4位/決勝3位

 素晴らしい走りでした。可夢偉のタイヤと、追い上げるバトンのタイヤの状況が分かっていた人は、最後の5〜6周をはらはらしながら見たことでしょう。
 31周目、新品のハードタイヤに履き替えた可夢偉は、前を走るマッサを追い掛けるためプッシュし、セクター1で区間ベストを記録するなどしました。ああいう走りをするとタイヤの持ちが悪くなる。
 ところが、その後、可夢偉は我慢の走りに転じました。バトンは可夢偉の4周後にタイヤを履き替えている。そのうえ、可夢偉とは対照的にゆっくりしたペースで入りました。タイヤ的には有利な状況です。
 可夢偉はあのまま無理を重ねていたら、タイヤをだめにしていたかもしれません。

 ところが、途中でタイヤをもたせる走りに切り換え、いよいよバトンが迫ってきた時点で再びプッシュし、追撃をしのぎました。このとき、DRSが使用可能になる1秒以内にバトンを入れなかったのが良かった。
 本当にぎりぎりのつらい戦いだったでしょうが、そういうシビアな状況をコントロールできるのが可夢偉。スタートの瞬間からゴールの瞬間まで、状況を冷静に見極めながらの走りでした。見事な3位だったと思います。




レース

6/28(金) フリー走行 結果 / レポート
スプリント予選 結果 / レポート
6/29(土) スプリント 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
6/30(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※オーストリアGP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン237
2位ランド・ノリス156
3位シャルル・ルクレール150
4位カルロス・サインツ135
5位セルジオ・ペレス118
6位オスカー・ピアストリ112
7位ジョージ・ラッセル111
8位ルイス・ハミルトン85
9位フェルナンド・アロンソ41
10位角田裕毅19

チームランキング

※オーストリアGP終了時点
1位オラクル・レッドブル・レーシング355
2位スクーデリア・フェラーリ291
3位マクラーレン・フォーミュラ1チーム268
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム196
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム58
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム30
7位マネーグラム・ハースF1チーム19
8位BWTアルピーヌF1チーム9
9位ウイリアムズ・レーシング2
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

レースカレンダー

2024年F1カレンダー
第11戦オーストリアGP 6/30
第12戦イギリスGP 7/7
第13戦ハンガリーGP 7/21
第14戦ベルギーGP 7/28
第15戦オランダGP 8/25
  • 最新刊
  • F1速報

    Vol.6 第7戦エミリア・ロマーニャGP & 第8戦モナコGP & 第9戦カナダGP号