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可夢偉の鈍いスタートはクラッチシステムの問題か

2012年9月3日

LAT

 ザウバーの小林可夢偉は、F1ベルギーGP決勝で一瞬スタートの蹴り出しが遅れたのは、マシンのシステムが正常に作動しなかったためだと語った。

 2番グリッドから決勝レースに臨んだ可夢偉は、レッドシグナルが消えた瞬間の反応が鈍く、1コーナーまでに5番手までポジションを下げ、1コーナーの多重クラッシュに巻き込まれてマシンにダメージを負った。

 レース後、スタート時の状況を振り返った可夢偉は、「(スタートは)失敗してはいないですが、クラッチがセッティングした通りに動いてくれなかった」とコメント。マシンのシステムに問題があったとの認識を示した。

 可夢偉のマシンは、スタートの前にもホイールから大量の煙があがっていたが、この件についても可夢偉は次のように語っている。
「あれはブレーキが熱くなりすぎたんだ。それでもそのブレーキでレースを走り切ることができた。予想以上のホイールスピンをした理由は分からないから、それについても調べてみる」




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