最新記事
- グランプリのうわさ話:オースティン、コース...
- JRPA日本レース写真家協会が2024年モータース...
- ルーキーレース延期の理由のひとつはロジステ...
- ルノーの次世代F1パワーユニット救済を求める...
- 2025年用ピレリF1タイヤのテストにメルセデス...
- F1、巨大複合企業グループ『LVMH』と10年のグ...
- 【角田裕毅を海外F1ライターが斬る】マルコの...
- シーズン後の新『F1ルーキーレース』、2024年...
- F1パワートレイン事情:ハミルトンがアゼルバ...
- 「いじめに遭い、本当につらい時期があった」...
- 苦戦するチームに「特効薬はない」アルピーヌ...
- 松田次生のF1目線:ドライバーに求められるセ...
ウエーバーが鮮やかな逆転V。アロンソ逃げ切れず
2012年7月8日
LAT
2012年F1第9戦イギリスGPが現地時間8日に当地のシルバーストン・サーキットで52周の決勝レースが行われ、レッドブルのマーク・ウエーバーが終盤の逆転劇で今季2勝目を挙げた。ザウバーの小林可夢偉はピットストップでチームクルーをはねるミスが響き、11位に終わった。
豪雨による長時間の予選中断など、週末を通してブリティッシュウエザーに悩まされた今年のイギリスGP。しかし決勝日のシルバーストンは、依然として上空に厚い雲が残っているものの、晴れ間からは強い日差しが照りつけ、レースはドライコンディションで13時のスタートを迎えた。
予選9番手のニコ・ヒュルケンベルグはギヤボックス交換、同12番手の小林可夢偉は前戦のペナルティで5グリッドの降格を受け、ヒュルケンベルグは14番手、可夢偉は17番手からスタート。そのほか、トロロッソのジャン−エリック・ベルニュ、マルシャのシャルル・ピックもそれぞれ10グリッドと5グリッドの降格を受けている。
レースは、上位勢の多くがスタートでソフトタイヤを装着するなか、ハードタイヤを選択したPPのフェルナンド・アロンソがスタートで2番手のウエーバーを抑え序盤のリードを奪った。
トップを走るアロンソは、その後もウエーバーを徐々に引き離すと1回目のピットストップまでに5秒のギャップを築き、ハードタイヤでつないだ2スティント目以降もウエーバーとの差を保って、37周目に最後となる2回目のピットストップを行った。
しかし、レースはここから流れが少しづつ変化。残り15周をソフトタイヤで逃げ切る作戦のアロンソに対し、ハードタイヤのウエーバーが追いかける展開に変わると、終盤はアロンソのタイヤが予想以上のパフォーマンスダウンを見せ、ウエーバーが一気にその差をつめた。
そして、残り5周を切ったところでウエーバーがあっさりとアロンソを交わしてトップに浮上、そのまま逃げ切ったウエーバーが通算9勝目となる今季2勝目を挙げた。
ポジションを守れなかったアロンソはそれでも2位でフィニッシュ。3位にはウエーバーのチームメイト、セバスチャン・ベッテルが入り、5位のキミ・ライコネンを抑えきったフェリペ・マッサは今季最上位の4位でフィニッシュ。マッサの4位は実に2010年第13戦ベルギーGP以来となった。
後方スタートとなったザウバーの小林可夢偉は、1回目のピットストップを終えて9番手まで浮上。レース中盤もミハエル・シューマッハーらとポイント圏内の争いを見せた。
しかし、その最中に向かった2度目のピットストップで停止位置をオーバーするミスを冒すとピットクルーまではねてしまい大幅にタイムをロス。
コース復帰もポイント圏外に脱落した可夢偉は、最後に追い上げを見せたものの、11位フィニッシュと入賞にはあと一歩届かなかった。
2012年F1第9戦イギリスGPが現地時間8日に当地のシルバーストン・サーキットで52周の決勝レースが行われ、レッドブルのマーク・ウエーバーが終盤の逆転劇で今季2勝目を挙げた。ザウバーの小林可夢偉はピットストップでチームクルーをはねるミスが響き、11位に終わった。
豪雨による長時間の予選中断など、週末を通してブリティッシュウエザーに悩まされた今年のイギリスGP。しかし決勝日のシルバーストンは、依然として上空に厚い雲が残っているものの、晴れ間からは強い日差しが照りつけ、レースはドライコンディションで13時のスタートを迎えた。
予選9番手のニコ・ヒュルケンベルグはギヤボックス交換、同12番手の小林可夢偉は前戦のペナルティで5グリッドの降格を受け、ヒュルケンベルグは14番手、可夢偉は17番手からスタート。そのほか、トロロッソのジャン−エリック・ベルニュ、マルシャのシャルル・ピックもそれぞれ10グリッドと5グリッドの降格を受けている。
レースは、上位勢の多くがスタートでソフトタイヤを装着するなか、ハードタイヤを選択したPPのフェルナンド・アロンソがスタートで2番手のウエーバーを抑え序盤のリードを奪った。
トップを走るアロンソは、その後もウエーバーを徐々に引き離すと1回目のピットストップまでに5秒のギャップを築き、ハードタイヤでつないだ2スティント目以降もウエーバーとの差を保って、37周目に最後となる2回目のピットストップを行った。
しかし、レースはここから流れが少しづつ変化。残り15周をソフトタイヤで逃げ切る作戦のアロンソに対し、ハードタイヤのウエーバーが追いかける展開に変わると、終盤はアロンソのタイヤが予想以上のパフォーマンスダウンを見せ、ウエーバーが一気にその差をつめた。
そして、残り5周を切ったところでウエーバーがあっさりとアロンソを交わしてトップに浮上、そのまま逃げ切ったウエーバーが通算9勝目となる今季2勝目を挙げた。
ポジションを守れなかったアロンソはそれでも2位でフィニッシュ。3位にはウエーバーのチームメイト、セバスチャン・ベッテルが入り、5位のキミ・ライコネンを抑えきったフェリペ・マッサは今季最上位の4位でフィニッシュ。マッサの4位は実に2010年第13戦ベルギーGP以来となった。
後方スタートとなったザウバーの小林可夢偉は、1回目のピットストップを終えて9番手まで浮上。レース中盤もミハエル・シューマッハーらとポイント圏内の争いを見せた。
しかし、その最中に向かった2度目のピットストップで停止位置をオーバーするミスを冒すとピットクルーまではねてしまい大幅にタイムをロス。
コース復帰もポイント圏外に脱落した可夢偉は、最後に追い上げを見せたものの、11位フィニッシュと入賞にはあと一歩届かなかった。
関連ニュース
9/20(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
9/21(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
9/22(日) | 決勝 | 結果 / レポート |
※シンガポールGP終了時点
1位 | マックス・フェルスタッペン | 331 |
2位 | ランド・ノリス | 279 |
3位 | シャルル・ルクレール | 245 |
4位 | オスカー・ピアストリ | 237 |
5位 | カルロス・サインツ | 190 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 174 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 155 |
8位 | セルジオ・ペレス | 144 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 62 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 24 |
※シンガポールGP終了時点
1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 516 |
2位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 475 |
3位 | スクーデリア・フェラーリ | 441 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 329 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 86 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 34 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 31 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 16 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 13 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
2024年F1カレンダー
第18戦 | シンガポールGP | 9/22 |
第19戦 | アメリカGP | 10/20 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/27 |
第21戦 | サンパウロGP | 11/3 |
第22戦 | ラスベガスGP | 11/23 |