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2026年のF1参入に備えるフォード「学んだことにどれだけ早く反応できるかが重要」レッドブルとの提携は日々強化
2025年9月17日
フォードがレッドブル・パワートレインズとの提携を通じてF1に華々しく復帰する日が近づいているが、同社のCEOであるジム・ファーリーは、この挑戦の規模と直面するプレッシャーについて、フォードは幻想を抱いていないと強調している。
レッドブルは2025年を持ってホンダとの提携を終了し、2026年よりミルトンキーンズで自社開発したエンジンを自社のマシンに搭載することになっており、その戦略的パートナーとしてフォードが加わることになる。

フォードのF1への関与は、かつて伝説的なDFVエンジンを生産するためにコスワースと提携していたアメリカの自動車大手にとって、重要な瞬間を象徴するものでもある。1967年から1983年まで、フォードとコスワースのパートナーシップがF1を席巻し、155回のグランプリ優勝、12回のドライバーズタイトルおよび10回のコンストラクターズタイトル獲得を達成した。
モンツァで『Sky Sports F1』のインタビューに応じたファーリーは、フォードが現代のF1に十分に備えていることを明らかにした。
「我々はローレン(・メキース/レッドブルF1のチーム代表)とチームをサポートするために何に取り組むのかを十分に理解しているだけでなく、我々の会社の歴史とF1への貢献についても理解していると思う。そして私は個人的にそのことを確かに理解している」
「そして、それは単に最初のレースだけのことではないと思う。これから何年もかかるだろう。我々は緊密に協力しながら、毎日、毎週、プレッシャーを感じることになる。そうなることはわかっている」

■強力なパートナーシップの構築
メキースはレッドブルとフォードの協力関係の強化について、日を追うごとに強化されていると述べた。
「日が経つごとに、我々はより協力し合うようになっている。ブレインストーミングはさらに白熱している。我々はともに発展し、お互いを刺激し合える新たな分野を見つけようと努めている」
「つまり、挑戦の大きさを考えると、まさにそれが我々に必要だということだ。そしてジムが言ったように、今からテスト初日まで我々を隔てているものは、それだけではないことは確かだ。我々はともに成長を続け、互いをプッシュし合い、コラボレーションがますます強くなることを確信している」

提携初年度に優勝を飾ることは、現実的な目標なのかという質問に対し、ファーリーは高いハードルに到達することの難しさを認めながらも、楽観的な見方を崩さなかった。
「これは我々にとって初めてのことではない。我々はしばらくの間F1の世界にいるが、それは素晴らしいと思う」とファーリーは語った。
「ローレンが言ったように、我々は企業としてとても謙虚な気持ちでいる。我々はいずれにしても謙虚な企業だが、ここにはモータースポーツ界で世界最高の技術者たちがいる。私に言えるのは、我々はこれまで最善を尽くしてきたということだけだ。そして、私は彼が言ったことを強調したいのだが、それは最初の数レースで我々が行うことだけが重要ではないということだ。シャシーやその他すべてのことについて学んだことに対し、どれだけ早く反応できるかが重要になる」
「フォードではそれを理解している。当社には最高の技術者がいて、18万人の従業員がいる。みな、これが会社における最高の取り組みであることを知っている。そして我々はこの取り組みに全力を尽くすつもりだ」
フォードのこのプロジェクトへのコミットメントは歴然としており、同社はレッドブル・パワートレインズをサポートするために広範なリソースを動員している。この提携は長期的な投資とみなされており、ファーリーとメキースは競争の激しいF1の世界における継続的な改善と適応の重要性をともに主張した。
2026年のシーズンが近づくにつれ、彼らのコラボレーションによってフォードの歴史的なF1のレガシーの成功を再現できるかどうか、両社に注目が集まるだろう。現在、ファーリーと彼のチームでは、野心、謙虚さ、そして決意を原動力に、この挑戦に立ち向かう準備が整っている。

(Text : autosport web / Translation:AKARAG)
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1位 | オスカー・ピアストリ | 324 |
2位 | ランド・ノリス | 293 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 230 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 194 |
5位 | シャルル・ルクレール | 163 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 117 |
7位 | アレクサンダー・アルボン | 70 |
8位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 66 |
9位 | アイザック・ハジャー | 38 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 37 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 617 |
2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 280 |
3位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 260 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 239 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 86 |
6位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 62 |
7位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 61 |
8位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 55 |
9位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 44 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 20 |

第16戦 | イタリアGP | 9/7 |
第17戦 | アゼルバイジャンGP | 9/21 |
第18戦 | シンガポールGP | 10/5 |
第19戦 | アメリカGP | 10/19 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/26 |

