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「トップ勢と十分に争える自信がある」「タイヤに関するコミュニケーションが欠けていた」/F1第16戦予選コメント(1)

2025年9月7日

 2025年F1第16戦イタリアGPの予選が行われ、6〜10番手のドライバーたちが土曜日を振り返った。6〜10番手のドライバーはジョージ・ラッセル(メルセデス)、アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)、ガブリエル・ボルトレート(キック・ザウバー)、フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)、角田裕毅(レッドブル)だ。

■角田裕毅(オラクル・レッドブル・レーシング)
予選 10番手(Q1=4番手1分19秒619:ソフトタイヤ/Q2=10番手1分19秒433:ソフトタイヤ/Q3=10番手1分19秒519:ソフトタイヤ)

角田裕毅とマックス・フェルスタッペン(レッドブル)
2025年F1第16戦イタリアGP 角田裕毅とマックス・フェルスタッペン(レッドブル)

「Q3進出は、まさに今日の目標でした。レースごとに前進しているのを感じられてうれしいです。その結果、先週末のザントフォールトでポイントを獲得できました」


「モンツァは伝統的にスリップストリームが必要なサーキットです。それだけに、Q3で最初にコースに出て、集団の先頭を走らなければならなかったのは、残念でした」


「今週末のチーム全体の働き、そしてポールを獲得したマックスを讃えたいです。決して簡単な状況ではありませんでしたが、ガレージの全員が適応力の強さを示しました」


「Q3では一貫性を示せたと思います。スパでアップグレードが導入されて以来、進歩を続けていますが、バランスはまだ少し不安定に感じます」


「明日は簡単にはいかないでしょう。1周のペースは理想的とは言えませんでしたが、明日に向けて自信を持っています」


(走行直後のインタビューで、「Q3に進出した一方で、やり残した部分があったと思うか」と聞かれ)「自分としては、特にそうは思っていません。Q3ではスリップストリームを得られませんでした。このサーキットではスリップストリームを得ることが重要ですが、Q3では自分が先頭を走らなければなりませんでした。望んでいた状況とは逆になってしまいました」


「それでも最終的にはパフォーマンスに満足していますし、Q3に入ることはずっと目標にしていたことなので、全体的に満足しています」


「マシンの調子もここでは良さそうです。低ダウンフォースのサーキットでここまで良い走りを見せられるとは、誰も予想していなかったと思います」


「(決勝は)データ上ではうまくいきそうに思えます。スタートポジションも、ここ2戦の高ダウンフォースサーキットに比べれば少し良いですし。ただ、それでも決して楽ではありませんでした。バランスはまだかなり不安定で、一貫性にも欠けていました」


「でも、エンジニアたちが互いに協力し合ってマシンを良くしていく様子は本当に驚きでした。セッションごとにうまく調整していました」


「自分としても、それを最大限に生かせたことに満足しています。Q3については少し残念な部分もありましたが、仕方ありません」


■フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム)
予選 9番手(Q1=6番手1分19秒658:ソフトタイヤ/Q2=8番手1分19秒362:ソフトタイヤ/Q3=9番手1分19秒424:ソフトタイヤ)

フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
2025年F1第16戦イタリアGP フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)

「ここモンツァではQ3に進めると予想していなかったので嬉しい。予選でマシンはかなりよくなったし、タイヤの準備とトラフィックの管理ををよくやってくれて、チームはなんとかいい形でセッションを進めていけたと思う。ここではそれがいつも課題となることがある」


「僕たちがストレートで(他のマシンよりも)遅いというのは秘密じゃない。でも明日僕たちはトップ10からスタートするので、レースに向けて少し楽観的だ。ポイントを争えるかどうか見てみよう」


■ガブリエル・ボルトレート(ステークF1チーム・キック・ザウバー)
予選 8番手(Q1=7番手1分19秒688:ソフトタイヤ/Q2=7番手1分19秒323:ソフトタイヤ/Q3=8番手1分19秒390:ソフトタイヤ)

ガブリエル・ボルトレート(キック・ザウバー)
2025年F1第16戦イタリアGP ガブリエル・ボルトレート(キック・ザウバー)

「今日の僕たちのパフォーマンスと、Q3に戻って来れたことをとても嬉しく思っている。最後のラップは理想的なものではなくて、少し(パフォーマンスを)出し切れなかったように感じるが、スタート位置としては力強いポジションだ。今日はマシンのフィーリングがよくて、ペースもあった」


「明日はおもしろい展開になる可能性があると思う。グリッドを見てみると、僕たちの前にはいくつかトップチームがいるが、まずまずの争いができるという大きな自信を持っている。レースで何ができるか見てみよう」


■アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム)
予選 7番手(Q1=11番手1分19秒747:ソフトタイヤ/Q2=2番手1分19秒245:ソフトタイヤ/Q3=7番手1分19秒200:ソフトタイヤ)

ジョージ・ラッセル(メルセデス)
2025年F1第16戦イタリアGP ジョージ・ラッセル(メルセデス)

「ここ最近の予選と比べれば、はるかに良い結果だ。FP2で(コースオフしたために)走行時間を失ったので、スピードを取り戻す必要があった。トップに近いところからスタートできるのは良い成果だ」


「今日の展開には満足できるが、さらにパフォーマンスを引き出せた可能性もあった。最後のラップはベストではなかったので、もっと上の順位からスタートできたかもしれないが、それでも全体としては良いセッションだった」


「フィールド全体がとても僅差だ。また、この週末はセッティングの選択により、フェラーリに対してストレートスピードで若干の不利を抱えている。ここはもともと追い抜きが難しいので、6番手から大きく順位を上げるのは容易ではないだろう。それでも、自分たちのレースペースには期待を抱いている。日曜にはそれを生かしてポジションを上げ、良い結果を持ち帰りたい」


■ジョージ・ラッセル(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム)
予選 6番手(Q1=1番手1分19秒414:ミディアムタイヤ/Q2=4番手1分19秒287:ソフトタイヤ/Q3=6番手1分19秒157:ソフトタイヤ)

アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)
2025年F1第16戦イタリアGP アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)

「今日の結果については、少し不満が残る。Q3でどのタイヤを使うかについてコミュニケーションが不足していた。最終的に、最後のセグメントで良い仕事ができなかった。Q1ではミディアムで最速、キミはQ2でソフトを履いて2番手だったことを考えると、6番手と7番手以上を狙えた可能性はあったはずだ」


「ただし(ハミルトンの)ペナルティの影響で、明日は5番手からスタートできる。ここでは全員が低ダウンフォースのウイングを使うので、オーバーテイクが難しい。僕たちのすぐ前にはシャルル(・ルクレール/フェラーリ)がいる。そしてフェラーリはストレートでとても速い」


「したがって、ポジションを上げるためには、訪れるチャンスを必ずものにする必要がある。順位を上げることができればいいね」



(Text : autosport web)


レース

9/5(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
9/6(土) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
9/7(日) 決勝 22:00〜


ドライバーズランキング

※オランダGP終了時点
1位オスカー・ピアストリ309
2位ランド・ノリス275
3位マックス・フェルスタッペン205
4位ジョージ・ラッセル184
5位シャルル・ルクレール151
6位ルイス・ハミルトン109
7位アンドレア・キミ・アントネッリ64
8位アレクサンダー・アルボン64
9位ニコ・ヒュルケンベルグ37
10位アイザック・ハジャー37

チームランキング

※オランダGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム584
2位スクーデリア・フェラーリHP260
3位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム248
4位オラクル・レッドブル・レーシング214
5位ウイリアムズ・レーシング80
6位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム62
7位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム60
8位ステークF1チーム・キック・ザウバー51
9位マネーグラム・ハースF1チーム44
10位BWTアルピーヌF1チーム20

レースカレンダー

2025年F1カレンダー
第16戦イタリアGP 9/7
第17戦アゼルバイジャンGP 9/21
第18戦シンガポールGP 10/5
第19戦アメリカGP 10/19
第20戦メキシコシティGP 10/26
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