ボルトレートが自己最高の6位「アロンソとフェルスタッペンの間でレースをするなんて、信じられないような経験」
2025年8月5日
2025年F1ハンガリーGP決勝で、キック・ザウバーのガブリエル・ボルトレートはキャリアベストの6位を獲得、今季3度目の入賞を果たし、8ポイントをチームに持ち帰った。ボルトレートはハンガリーGPのドライバー・オブ・ザ・デーに選出された。
ボルトレートはスタート違反を犯した疑いが持ち上がったが、のちに処分なしと決まった。1周目にランス・ストロール(アストンマーティン)を抜いて6番手に上がり、序盤はマックス・フェルスタッペン(レッドブル)を抑えながら、ミディアムタイヤで40周という長いスティントを走った。その後、ハードに交換する1ストップで戦い、終始“師匠”フェルナンド・アロンソの後ろを走りながら6位でフィニッシュした。
6戦連続での入賞を成し遂げたキック・ザウバーは、コンストラクターズランキングにおいて、アストンマーティンに抜かれて7位になったものの、後ろのレーシングブルズとの差は拡大した。

■ガブリエル・ボルトレート(ステークF1チーム・キック・ザウバー)
決勝=6位(70周/70周)
7番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード

「この結果には本当に満足している。ここまでで最高の成績であり、チームとして僕たちが素晴らしい仕事をしている証でもある。正しい方向に向かって正しいステップを積み重ねてきた。これは僕たちが共に成し遂げることができることの、ほんの始まりに過ぎない」
「レースそのものは非常に激しく、精神的にも厳しいものだった。70周の間、ひとつのミスも許されない状況で、自分の持てるすべてを出し切ったし、全くミスを犯さなかった」
「僕自身のドライビングからチームの戦略、実行に至るまで、あらゆる機会を最大限に生かすことができた。この結果に関わったすべての人々に感謝している」
「前方には2度のワールドチャンピオン(アロンソ)、後方には4度のワールドチャンピオン(フェルスタッペン)がいる中でレースをするというのは、信じられないような経験であり、僕たちがどれだけ進歩してきたかを思い出させてくれる瞬間だった」
「サーキットの現場に来ているチームメンバー、そしてヒンウィルのファクトリーで働くメンバーを含め、このシーズン前半戦において関わってくれたすべての人々に感謝を伝えたい。僕たちが成し遂げたことは、全員が積み重ねてきた努力なしには決して可能ではなかった。今はただ、家族とこの瞬間を楽しみたいし、チームとしての進歩を祝いたい」

(autosport web)
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1位 | オスカー・ピアストリ | 284 |
2位 | ランド・ノリス | 275 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 187 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 172 |
5位 | シャルル・ルクレール | 151 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 109 |
7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 64 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 54 |
9位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 37 |
10位 | エステバン・オコン | 27 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 559 |
2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 260 |
3位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 236 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 194 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 70 |
6位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 52 |
7位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 51 |
8位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 45 |
9位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 35 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 20 |

