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「こういうマシンを用意してもらえたことに感謝してもしきれない」「5位は最大限の結果」/F1第11戦決勝コメント(2)
2025年7月1日
2025年F1第11戦オーストリアGPの決勝レースで優勝〜5位のドライバーが日曜日を振り返った。優勝〜5位のドライバーはランド・ノリス(マクラーレン)、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)、シャルル・ルクレール(フェラーリ)、ルイス・ハミルトン(フェラーリ)、ジョージ・ラッセル(メルセデス)だ。
■ジョージ・ラッセル(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム)
決勝=5位(70周/70周)
5番グリッド/タイヤ:ミディアム→ミディアム→ハード

「このオーストリアGPの週末は、W16の強みと弱みがどこにあるかを明らかにした。気温が高すぎると、僕たちはパフォーマンスが低下し、先頭集団のペースについていくのがとても難しくなる。だから5位という結果は今日できる最大限のものだった」
「勝者のランドから60秒差のフィニッシュという事実は、僕たちに残された課題の大きさを示している。ただ、改善すべき領域は把握しており、それに向けて懸命に取り組んでいく」
「もう次の週末に目を向けている。昨年のシルバーストンはとても良いレースだった。ポールポジションを獲得し、リタイアする前には高いポテンシャルも示していたんだ。チームは例年、イギリスGPでとても良い成績を残しているので、今年もそれを再現できるといいね。今週末より少し涼しいコンディションになることを願っている。そして表彰台争いに再び加わることができればと思う」
■ルイス・ハミルトン(スクーデリア・フェラーリHP)
決勝=4位(70周/70周)
4番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード→ミディアム

「僕自身が少しずつ前進できているのは確かで、それはとてもポジティブなことだ。チームとしても前進できているし、それもまたとてもポジティブに感じるよ」
「今週末、僕たちが2番目に速いチームだったというのは素晴らしいことで、しかも1分以上の差がついていたわけではない」
「もちろん現時点では、マクラーレンがやっているようなことを僕たちができるわけではないが、このアップグレードの効果があったことは間違いないし、チームとして今週末は良い運営ができたと思う」
「僕の場合、予選は良くなってきていると感じている。ただしレースペースはまだ十分ではない。レース中はバランスに本当に苦しんだ。低速では激しいアンダーステア、高速では激しいオーバーステアが出て、車内のツールではどうにもならなかった」
「さらに僕たちには常にブレーキの問題を抱えている。今回もレース全体を通じてブレーキをマネジメントしなければならず、それによってタイムを失っていた。それでも、今週末のポジティブな面に目を向けたいと思う」
(SF-25が長い間抱えているというブレーキの問題について語り)「かなり早い段階からブレーキをマネジメントしなければならなかった。それで確実にタイムを失っていた。この問題の解決を本当に強く求めている。現状はとても良いとは言えない」
「セッティングはシャルルのものにさらに近づけた。彼はかなりオーバーステアのマシンをドライブしていて、リヤを滑らせながら走っているが、デグラデーションが起きない。でも僕がリヤを滑らせると、極端にデグラデーションが進んでしまう」
「それに慣れるしかないのだと思う。カルロス(・サインツ)も慣れるのに2年ほどかかったと聞くが、僕はそこまで時間をかけたくはない」
■シャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリHP)
決勝=3位(70周/70周)
2番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード→ミディアム

「正直、ターン1で(ノリスに対して)オーバーテイクを試みるつもりはなかった。ここで外側から回り込んでいくのはあまり現実的ではないと思っていたからね」
「スタートが良かったので、並走する形になり、そこでポジションはほぼ確定していた。そして早めにブレーキを踏む必要があり、オスカーが外側から抜いていった。あれ以上うまくやれる余地はほとんどなかった」
「正直に言えば、仮に2番手を維持できていたとしても、彼ら(マクラーレン)は今日あまりにも速すぎたので、すぐに抜かれていただろうと思う」
「まだ多くの作業が必要だ。チームは素晴らしい仕事をして今回のアップグレードを投入してくれたし、正しい方向に一歩進んだと思う。でも、まだ少しペースが足りていない」
(トンネルの出口の光が見えてきたかと聞かれて)「そうだといいよね。確実に言えるのは、僕たちは正しい方向に進んでいるということだ。今週末がその証拠だよ。小さな一歩ではあるが、確かに前進できたと思う。ただしアップグレードを過度に早く評価してしまわないよう慎重であるべきだ。僕たちが求めたすべてを満たしていたけれど、本当に評価するにはあと2、3戦は必要だし、実際のペースを判断するにもそれくらい必要だ」
「正しい方向へ進んでいる。できるだけ早く新しいパーツを投入できることを願っているし、もしそれができれば、マクラーレンとのギャップをさらに縮められると期待している」
■オスカー・ピアストリ(マクラーレン・フォーミュラ1チーム)
決勝=2位(70周/70周)
3番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード→ミディアム

「見ていた人にとっては面白いレースだったのではないかな。走っている僕にとっては、本当に大変だった。全力を尽くしたよ」
「一瞬前に出た時、もう少しうまくやれたかもしれない。でも良いバトルだった。時にはギリギリの場面もあったし、限界を少し超えたところもあったが、それでも良いレースだった」
「僕たちがここにいる目的は、互いに競い合い、勝利を争うことだ。今日はまさにそれをやった。自分にとっては惜しくもあと一歩届かなかったけどね」
「チームに感謝したい。あれだけのペースを出しながら互いにバトルできたというのは本当にすごいことだからね。こういうマシンを用意してもらえたことには、感謝してもしきれない」
「DRS圏内にとどまっている間はいい感じだったと思う。でも最初のピットストップ後にDRS圏外へと外れてしまってからは、再び近づくことができなかった。いくつか見直すべき点があるし、もっとうまくできたことがあったかもしれない」
■ランド・ノリス(マクラーレン・フォーミュラ1チーム)
決勝=1位(70周/70周)
1番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード→ミディアム

「タフなレースだった。最初から最後までプッシュし続けた。難しかったし、暑くて疲れたが、チームにとって完璧な結果を出すことができた。1-2フィニッシュは僕たちの目標であり、それを再び達成できたので本当にうれしい」
「(ピアストリとの戦いが)素晴らしいバトルだったのは確かだ。すごく楽しかった。僕には大きなストレスがかかったけれど、それでも楽しかったよ。良いバトルができたので、オスカーを称えたい」
「見ている人たちにとっても良いレースだったならいいね。ただ、僕にとってあの時間は本当に厳しかった。特に彼がDRS圏内にいるときはね。このサーキットではDRSの効果がとても大きいんだ。でも彼に対するギャップを広げるのは簡単ではなかった」
「それでも一度ギャップを作ることができた後は、うまくレースをコントロールできた。ただ、それでも彼は速かったけどね。本当に楽しいバトルだったよ」
(Text : autosport web)
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予選 | 結果 / レポート | |
6/29(日) | 決勝 | 結果 / レポート |


1位 | オスカー・ピアストリ | 216 |
2位 | ランド・ノリス | 201 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 155 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 146 |
5位 | シャルル・ルクレール | 119 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 91 |
7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 63 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 42 |
9位 | エステバン・オコン | 23 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 22 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 417 |
2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 210 |
3位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 209 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 162 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 55 |
6位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 36 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 29 |
8位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 28 |
9位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 26 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 11 |

