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アントネッリが4位に復帰。新証拠により“危険なリリース”へのペナルティが撤回

2025年3月16日

 メルセデスは、F1オーストラリアGP決勝でアンドレア・キミ・アントネッリに科されたタイムペナルティの再審を請求、その結果、ペナルティが取り消された。これにより、いったん4位から5位に降格されたアントネッリは、4位に復帰した。

 アントネッリに課されたペナルティは、ピットレーンでの危険なリリースによるものだった。スチュワードは、アントネッリが、ニコ・ヒュルケンベルグ(キック・ザウバー)の進路にリリースされたと判断した。ヒュルケンベルグはブレーキをかけて、回避行動を取っていた。


 しかしレース後、メルセデスは、審査権を求める請願書を提出した。この手続きを進めるには、重要かつ関連性のある新しい要素をメルセデスが提出する必要があった。メルセデスは新要素として、ロールフープカメラの映像を提出し、この基準をクリアしたため、スチュワードは再審査を行った。その新たに提出された映像を評価した結果、スチュワードは、アントネッリのリリースは危険なものではなかったとの判断を下し、ペナルティの取り消しを決めた。

アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)
2025年F1第1戦オーストラリアGP アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)

「12号車(アントネッリ)は、ピットレーンをかなり前に進むまで、ファストレーンに入らず、ドライバーはミラーをチェックして27号車(ヒュルケンベルグ)とのクリアランスを確認した後で、ファストレーンに入ったことは明らかだ」


「ロールフープカメラの映像は、彼が、マクラーレンのメカニックに危険を及ぼすことなく、マクラーレンのピット前を安全に通過するのに十分なスペースを持っていたことも示している」


 この裁定により、いったん4位に繰り上げられたアレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)は5位に戻る結果となった。



(Text : autosport web)


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