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ブリアトーレ、拮抗する勢力図のなかで交替の必要性を実感。ドゥーハンは「チームとして達成すべき目標のため努力を続ける」

2025年5月7日

 BWTアルピーヌF1チームは、F1第7戦エミリア・ロマーニャGPから第11戦オーストリアGPまでの5戦において、リザーブドライバーのフランコ・コラピントを起用すると発表した。この決定について、チームのエグゼクティブアドバイザーを務めるフラビオ・ブリアトーレと、ジャック・ドゥーハンがコメントを発表した。


 前戦マイアミGPの終了後には、アルピーヌがドゥーハンに代えてコラピントを起用することを決断したという噂が流れた。またその後にはアルピーヌのチーム代表を務めるオリバー・オークスが辞任し、ブリアトーレがエグゼクティブアドバイザーとして活動しながら、オークスの職務を引き継ぐことが明らかになった。

アルピーヌF1チームのオリバー・オークス代表とエグゼクティブ・アドバイザーのフラビオ・ブリアトーレ
2025年F1中国GP (右から)アルピーヌF1チームのオリバー・オークス代表とエグゼクティブ・アドバイザーのフラビオ・ブリアトーレ

 ドゥーハンの代わりにコラピントを起用するという決断について、ブリアトーレは以下のようにコメントした。


「今シーズンの序盤戦を振り返ってみて、次の5レースでは、フランコをピエール(・ガスリー)とともに起用することを決定した。今年は(各チームが)拮抗しており、チームが過去12カ月でマシンを大幅に改善したこともあって、我々はラインアップを交代させる必要性を感じている」


「また2026年シーズンがチームにとって重要なものになることも承知している。今年、ドライバーを完全かつ公正に評価することは、来年の野心を最大限に高めるために正しいことだと考えている」


「我々はチームでジャックのサポートを続ける。次の5レースは我々がこれまでとは異なることを試すチャンスになり、そのあとに我々は選択肢を見極めることになる」

ジャック・ドゥーハン(アルピーヌ)
2025年F1第6戦マイアミGP ジャック・ドゥーハン(アルピーヌ)

 一方、一時的にシートをあけ渡すことになったドゥーハンは、つらい決断だと認めつつ、チームの持つ長期的な目標を達成するために努力を続けると語った。


「プロフェッショナルなF1ドライバーになるという生涯の野望を達成できたことをとても誇りに思う。この夢を実現する手助けをしてくれたことについて、チームには一生感謝する」


「もちろん、僕にとってこの決断は、受け入れるにはつらいものだ。プロのドライバーなら当然レースに出たいからね。とはいえ、チームの信頼と献身には感謝している」


「僕たちにはチームとして達成すべき長期的な目標がある。どんな形であれ、それを達成するのを助けるために、僕は最大限の努力を続けていくつもりだ。今は黙々と仕事に取り組んで懸命に作業を続け、関心を持って次の5レースを見守り、自分自身の目標を追い続けたい」



(Text : autosport web)


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