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F1の表彰式で贈呈される公式シャンパンとして『モエ・エ・シャンドン』が復活
2025年2月6日
有名な高級シャンパンメーカーである『モエ・エ・シャンドン』は、F1の豊かな歴史にふさわしい敬意を表し、このスポーツの公式シャンパンとしての地位をふたたび獲得した。この名誉あるパートナーシップは、2025年のF1創設75周年と重なっており、この節目の年の祝賀に気品を添えている。
F1とLVMHファミリーの一員であるモエ・エ・シャンドンとの新たな提携は、ふたつの象徴的なブランドを結びつけている共通の価値観であるパフォーマンス、洗練、時代を超えた伝統を強調するものだ。
■伝説の伝統がふたたび
モエ・エ・シャンドンとモータースポーツの関わりの物語は、シャンパーニュ地方の中心地であるランスで開催された1950年のフランスGPから始まった。そこで、ポール・シャンドン・モエとフレデリック・シャンドン・ド・ブリアイユ伯爵が、レースウイナーのファン・マヌエル・ファンジオに、彼らの高貴なシャンパンのボトルを贈呈したのだ。これは、後にこのスポーツの最も象徴的な瞬間のひとつとなる、表彰台でのシャンパンファイトという伝統の基礎を築いた。
この最初のつながりは、1966年に正式なパートナーシップに発展し、モエ・エ・シャンドンはF1と公式に提携した最初のシャンパンハウスとしての地位を固めた。1966年のル・マン24時間レースにおけるダン・ガーニーの祝賀パフォーマンスによって広まった、ドライバーが表彰台でシャンパンを掛け合う象徴的なイメージはこのスポーツの代名詞となり、伝説的なブランドの伝統をさらに確固たるものにした。
モエ・エ・シャンドンとの契約終了後、F1はG.H.マム、シャンドン、カーボン、そして最近ではフェッラーリ・トレントとのパートナーシップを経てきた。しかしながら、F1は記念すべきシーズンに乗り出すにあたり、最も大切にされてきた慣習のひとつを形作るのに貢献したブランドを迎え入れる。
F1のCEOを務めるステファノ・ドメニカリは、両組織の間の深いつながりを強調し、再度の提携に向けた熱意を表明した。
「表彰台で乾杯する伝統は、我々のスポーツの最も象徴的な瞬間のひとつであり、モエ・エ・シャンドンをふたたびF1の公式シャンパンとして迎えることを大変うれしく思う」
「このパートナーシップは、F1とモエ・エ・シャンドンを結びつける歴史、感動、卓越性を称えるものであり、F1が75周年を祝う非常に特別な年に、パフォーマンスと洗練が完璧に融合することになる」
「モエ・エ・シャンドンがふたたび表彰台に戻ってくることで、LVMHとの革新的なパートナーシップの絆がさらに強まることになる。この素晴らしいコラボレーションをともに祝うのを待ち切れない思いだ」
モエ・エ・シャンドンの復帰により、F1の表彰台には時代を超えた優雅さが戻る。何十年にもわたってF1と伝説のシャンパンハウス双方を特徴づけてきたのと同じ敬意と伝統の精神によって、すべての勝利が祝われることになる。
この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています
(autosport web)
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1位 | オスカー・ピアストリ | 131 |
2位 | ランド・ノリス | 115 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 99 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 93 |
5位 | シャルル・ルクレール | 53 |
6位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 48 |
7位 | ルイス・ハミルトン | 41 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 30 |
9位 | エステバン・オコン | 14 |
10位 | ランス・ストロール | 14 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 246 |
2位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 141 |
3位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 105 |
4位 | スクーデリア・フェラーリHP | 94 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 37 |
6位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 20 |
7位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 14 |
8位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 8 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 7 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 6 |

