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2024年F1第17戦アゼルバイジャンGP決勝トップ10ドライバーコメントまとめ(2)

2024年9月17日

 2024年F1第17戦アゼルバイジャンGPの決勝レースで優勝〜5位のドライバーが日曜日を振り返った。優勝〜5位のドライバーはオスカー・ピアストリ(マクラーレン)、シャルル・ルクレール(フェラーリ)、ジョージ・ラッセル(メルセデス)、ランド・ノリス(マクラーレン)、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)だ。


■マックス・フェルスタッペン(オラクル・レッドブル・レーシング)
決勝=5位(51周/51周)
6番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード→ソフト

マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
2024年F1第17戦アゼルバイジャンGP マックス・フェルスタッペン(レッドブル)

 最後に悪いシナリオになってしまったが、一番大事なのは、チェコ(ペレス)が無事だったことだ。


 今日は、ランドとアレックスに抑えられ、バランスの問題を抱え、マシンは跳ねまくって、路面へのグリップが失われた。予選前にマシンに対して行った変更に問題が残っていて、今日はその代償を支払う形になったと思う。


 ほとんどの場合、予選前に変更を加えると、それが良い効果を生み出すが、時にはそうでない場合もある。そういうリスクがあるのは仕方がないんだ。


 修正方法はあるけれど、変更するには遅すぎた。最初に行った変更はポジティブなもので、順調に進んでいたが、予選で変更を加えたことで、限界を超えてしまった。


 選手権については、僕たちはチーム全員で協力し合って取り組んでいる。戦いが終わったわけではない。勝つ場合も負ける場合も、チームと一緒だ。絶対諦めない。それだけの話だ。


■ランド・ノリス(マクラーレン・フォーミュラ1チーム)
決勝=4位(51周/51周)
15番グリッド/タイヤ:ハード→ミディアム
ファステストラップ:1分45秒255(42周目)

ランド・ノリス(マクラーレン)
2024年F1第17戦アゼルバイジャンGP ランド・ノリス(マクラーレン)

 チームにとって素晴らしい結果だ。ふたりとも素晴らしいレースをしたと思う。まず、2勝目を挙げたオスカーを祝福したい。彼はそれに値する仕事をした。


 僕も素晴らしいレースをしたと思う。ファステストラップも記録して、大量にポイントを稼ぐことができたから、すごくハッピーだよ。今日、チームとして最多ポイントを獲得したのは僕たちだから、そのことに満足していいと思う。


 今日は可能な精一杯の仕事をした。そしてコンストラクターズ選手権で首位に立つことができた。みんな、本当に良い仕事をしたね。


■ジョージ・ラッセル(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム)
決勝=3位(51周/51周)
5番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード

ジョージ・ラッセル(メルセデス)
2024年F1第17戦アゼルバイジャンGP ジョージ・ラッセル(メルセデス)

 本当に奇妙なレースだったよ。ミディアムタイヤを履いた最初のスティントは、ものすごく厳しかった。終盤のペースより1秒以上も遅く、リヤタイヤの表面温度をコントロールするのも難しかったんだ。だけど、ハードタイヤに交換した第2スティントでは、クルマのフィーリングが素晴らしくて、最後の20周はトップを争うドライバーたちより1秒速いペースで周回できた。なぜそうなったのか、正確な理由はどうもよくわからないし、その点ではちょっとモヤモヤしている。


 最後は運にも恵まれてポディウムに上がることができた。カルロスとチェコ(ペレス)が二人とも無事で良かったよ。フェルスタッペンを抜いた後は、どちらかと言えば淡々と5位を目指して走っていたんだ。でも、ありがたく受け取っておくよ。チームの様々な努力が、こういうかたちで報われて良かった。全体としてはチャレンジングな週末だったからね。


■シャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリ)
決勝=2位(51周/51周)
1番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード

2位シャルル・ルクレール(フェラーリ)と優勝したオスカー・ピアストリ(マクラーレン)
2024年F1第17戦アゼルバイジャンGP 2位シャルル・ルクレール(フェラーリ)と優勝したオスカー・ピアストリ(マクラーレン)

 今日はふたつの要因で勝利を失った。ひとつ目は、ピットから出た時のアウトラップでのタイヤマネジメントだ。誰もが、タイヤのウォームアップには長い時間がかかると予想しており、僕たちのマシンはそうだった。でもマクラーレンは全くそんなことはなかった。彼らはすぐさまタイヤの温度を上げて、それによってタイムを大幅に稼ぐことができたんだ。


 ふたつ目は、オスカーがオーバーテイクしてきた時に、もっと激しく戦わなかったことだ。


 先は長いと分かっていたので、タイヤを労わり、DRS圏内にとどまって、終盤に彼を追い越そうと考えていた。でも、僕たちは、彼らのストレートでのスピードを過小評価していた。僕たちより低いダウンフォースのパッケージを走らせていたために、彼らはストレートでとても速くて、オーバーテイクすることができなかった。


 全体的に、僕たちのチームにとってベストな一日ではなかった。でも次のシンガポールでは、もっと強さを発揮するつもりだ。


■オスカー・ピアストリ(マクラーレン・フォーミュラ1チーム)
決勝=1位(51周/51周)
2番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード

優勝したオスカー・ピアストリ(マクラーレン)とレースエンジニアのトム・スタラード
2024年F1第17戦アゼルバイジャンGP 優勝したオスカー・ピアストリ(マクラーレン)とレースエンジニアのトム・スタラード

 1位だ! 2回目のグランプリ優勝を達成できて、とてもうれしい。僕のキャリアのなかで、最高の勝利だよ。今日の自分たちの仕事を誇りに思う。


 スタートでトップに立とうとしたけれど、DRSから外れると、ペースが足りなかった。ピットストップの後、また接近できて、グリップが良いという感触も持った。スティントの序盤でオーバーテイクしなければ、絶対に前に出ることはできないと分かっていたから、やるしかなかった。それで思い切って行ったら、なんとかうまくいったんだ。


 その後の35周は必死に走り続けたよ。大変な仕事だったけれど、これは僕にとって最高のレースのひとつとして自分のなかに残ると思う。


 僕たちは今、ワールドチャンピオンシップをリードしている。マクラーレンの全員が懸命に努力した結果であり、僕が加入してからの18カ月の間に目撃した大きな挽回は、彼らの功績だ。


 マシンが改善したのは確かだし、チームの皆は僕の改善のためにも手を貸してくれた。12カ月前だったら、僕にはこんな結果を出すことは絶対にできなかったと思う。今後何が起こるのか、楽しみだよ。


(レース後の記者会見で語り)スティントの最初にリードを奪ったことが、勝因だった。レースエンジニアには申し訳なかった。最初のスティントでトップに立とうとして、タイヤを完全にだめにしてしまった。だから、エンジニアは無線で「もうああいうことをしないようにしよう」と言ったんだ。でも僕は次のラップでそれを完全に無視して、(ルクレールの)イン側に飛び込んだ。


 あの時、後ろにとどまって、シャルルのタイヤがだめになるのを待つなんてことは、絶対にうまくいかないと思った。それでは2位どまりだ、とね。


 ファーストスティントでも同じようなチャンスがあったけれど、それを十分に生かせなかった。その時、「ここで何か違うことをしていたら、チャンスがあったのかも」と思ったんだ。だから、ピットストップ後に似たようなチャンスが訪れた時に、それをつかんだ。そうしなければ、今僕はここにいなかっただろう。


 あれはハイリスクで、ハイコミットメントなアクションだった。でも優勝するためには必要だった。2位狙いでいくという気持ちは僕にはなかったからね。



(autosport web)




レース

9/20(金) フリー走行1回目 18:30〜19:30
フリー走行2回目 22:00〜23:00
9/21(土) フリー走行3回目 18:30〜19:30
予選 22:00〜
9/22(日) 決勝 21:00〜


ドライバーズランキング

※アゼルバイジャンGP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン313
2位ランド・ノリス254
3位シャルル・ルクレール235
4位オスカー・ピアストリ222
5位カルロス・サインツ184
6位ルイス・ハミルトン166
7位ジョージ・ラッセル143
8位セルジオ・ペレス143
9位フェルナンド・アロンソ58
10位ランス・ストロール24

チームランキング

※アゼルバイジャンGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム476
2位オラクル・レッドブル・レーシング456
3位スクーデリア・フェラーリ425
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム309
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム82
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム34
7位マネーグラム・ハースF1チーム29
8位ウイリアムズ・レーシング16
9位BWTアルピーヌF1チーム13
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

レースカレンダー

2024年F1カレンダー
第18戦シンガポールGP 9/22
第19戦アメリカGP 10/20
第20戦メキシコシティGP 10/27
第21戦サンパウロGP 11/3
第22戦ラスベガスGP 11/23
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