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上位のクラッシュでラッセルが3位。若手と戦ったハミルトンはピットから9位「コラピントとベアマンには感心した」

2024年9月16日

 2024年F1アゼルバイジャンGP決勝で、メルセデスのジョージ・ラッセルは3位、ルイス・ハミルトンは9位という結果だった。


 5番グリッドのラッセルは、1周目にマックス・フェルスタッペン(レッドブル)の後ろにひとつポジションを落としたが、セカンドスティントの中盤、34周目に再びフェルスタッペンの前に出て、5番手を走行。最後から2周目に3番手と4番手を走るセルジオ・ペレス(レッドブル)とカルロス・サインツ(フェラーリ)が接触し、リタイアしたため、ラッセルが繰り上がり、3位表彰台をつかんだ。


 ハミルトンは、パワーユニット(PU)交換のため、ピットレーンからのスタートに。オーバーテイクは順調にはいかず、オリバー・ベアマン(ハース)の後ろを長時間走り続けた後、41周目に前に出ることに成功。その後、フランコ・コラピント(ウイリアムズ)の後ろにつくが、抜くことはできなかった。12位でフィニッシュするかと思われたハミルトンだが、上位ふたりのクラッシュとその混乱の影響で、9位に上がり、ポイントを獲得した。


■ジョージ・ラッセル(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム)
決勝=3位(51周/51周)
5番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード

ジョージ・ラッセル(メルセデス)
2024年F1第17戦アゼルバイジャンGP ジョージ・ラッセル(メルセデス)


 本当に奇妙なレースだったよ。ミディアムタイヤを履いた最初のスティントは、ものすごく厳しかった。終盤のペースより1秒以上も遅く、リヤタイヤの表面温度をコントロールするのも難しかったんだ。だけど、ハードタイヤに交換した第2スティントでは、クルマのフィーリングが素晴らしくて、最後の20周はトップを争うドライバーたちより1秒速いペースで周回できた。なぜそうなったのか、正確な理由はどうもよくわからないし、その点ではちょっとモヤモヤしている。


 最後は運にも恵まれてポディウムに上がることができた。カルロスとチェコ(ペレス)が二人とも無事で良かったよ。フェルスタッペンを抜いた後は、どちらかと言えば淡々と5位を目指して走っていたんだ。でも、ありがたく受け取っておくよ。チームの様々な努力が、こういうかたちで報われて良かった。全体としてはチャレンジングな週末だったからね。

ジョージ・ラッセル(メルセデス)が3位
2024年F1第17戦アゼルバイジャンGP ジョージ・ラッセル(メルセデス)が3位


■ルイス・ハミルトン(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム)
決勝=9位(51周/51周)
ピットレーンスタート/タイヤ:ミディアム→ハード

ルイス・ハミルトン(メルセデス)
2024年F1第17戦アゼルバイジャンGP ルイス・ハミルトン(メルセデス)


 厳しいレースだった。金曜は良かったけど、それ以降はタフだったね。土曜に向けて加えたいくつかの変更が失敗だったのだが、もうそのセットアップで行くしかなかったんだ。レースではそう簡単にオーバーテイクはできないこともわかっていた。長いストレートはあるものの、第2セクターで前のクルマにぴったりついて行くのは難しいからだ。


 今日、しばらく順位を争ったフランコ・コラピントとオリバー・ベアマンは、本当にすごい仕事をした。彼らのような若手が登場して、こんなふうに活躍するのを見られてうれしいよ。しかも、これが1戦目とか2戦目というのだから、大いに感心させられた。


 僕自身のレースはタフだったが、ポジティブなことはジョージがまずまずのレースをして、チームにために相当なポイントを獲得できたことだ。データも大量に収集できたので、シンガポールに向けて分析をしたい。シーズンの終わりまでには、いくつかのアップグレードも投入されるから、近いうちにトップにもう一歩近づければいいと思っている。



(autosport web)


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