リカルド、ストロールに追突されリタイア「レースを台無しにされて苛立ちを感じる。彼は僕を見ていなかった」F1中国GP
2024年4月22日
2024年F1中国GP決勝で、RBのダニエル・リカルドはアクシデントによるマシンダメージでリタイアした。
12番グリッドからミディアムタイヤでスタート。1周目に15番手まで落ち、14周目にミディアムに交換し、18番手からセカンドスティントをスタートした。セーフティカー出動時にステイアウトし、9番手に浮上したが、リスタート直前の低速走行時にランス・ストロール(アストンマーティン)に追突され、マシンにダメージを負った。リカルドはその後もコース上にとどまったものの、ポジションを落とし、33周目にピットに戻り、リタイアした。
スチュワードはこのインシデントについて調査した結果、ストロールは、リスタートを前に低速走行していた前方のグループのペースを予測して、ブレーキングに備えるべきであり、そうしていれば接触は避けられたと判断。ストロールには10秒のタイムペナルティとペナルティポイント2が科された。
一方、リカルドはストロールとの接触の影響で、セーフティカー中に後方のニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)に前に出られた後、ポジションを取り戻したが、これが規則違反であるとして、10秒のタイムペナルティとペナルティポイント2を科された。リカルドはすでにリタイアしており、このペナルティを消化できないため、次戦マイアミGPで代わりに3グリッド降格のペナルティを受ける。
■ダニエル・リカルド(ビザ・キャッシュアップRBフォーミュラ1チーム)
決勝=リタイア(33周/56周)
12番グリッド/タイヤ:ミディアム→ミディアム
セーフティカー出動の前のスティントで、ポジションをかなり回復し始めていた。でもリスタートの際に、大きな衝撃を受けて、マシンがダメージを受けた。
F1カーをドライブしている状態ではなかったため、僕たちはリタイアすることを決めた。とても悔しい。彼のオンボードを見たが、彼は僕を見ていないようだった。ヘルメットの向きからして、コーナーのエイペックスを見ているようだった。
走り続けていたら、レース後半に何が起きたかは、分かりようがない。でも良い位置に行けたと思う。
誰かに台無しにされたということに苛立ちを感じる。この失望はそこから来ている。今日はチャンスがあったのに、逃したのだから。
チームの全員が大きな失望を感じている。ガレージに戻った時に、メカニックがダメージを調べてくれた。彼らも僕と同じように悲嘆に暮れている。
ペースから考えて、間違いなくもっと良い週末を送れたはずだ。チームはある種の勢いと、シーズンの転換を感じることができたと思う。次のマイアミでも努力し続けるだけだ。
(autosport web)
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1位 | オスカー・ピアストリ | 216 |
2位 | ランド・ノリス | 201 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 155 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 146 |
5位 | シャルル・ルクレール | 119 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 91 |
7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 63 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 42 |
9位 | エステバン・オコン | 23 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 22 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 417 |
2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 210 |
3位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 209 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 162 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 55 |
6位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 36 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 29 |
8位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 28 |
9位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 26 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 11 |

