ハミルトン、3番手ラッセルとは異なるセットアップ「決勝を優先、予選ペースが大幅に犠牲に」メルセデス/F1第1戦
2024年3月2日
2024年F1バーレーンGPの予選で、メルセデスのルイス・ハミルトンは9番手、ジョージ・ラッセルは3番手だった。
チームは、レースを優先してマシンをセットアップしたため、予選パフォーマンスが低下したと述べている。トラックサイド・エンジニアリング・ディレクターのアンドリュー・ショブリンは、ハミルトンについて「ルイスは、昨日はとても速かったものの、予選を通してクリーンな走りができなかった」と語った。ハミルトンは、ラッセルとは異なるセットアップを施し、自分のセットアップでは予選ペースが思っていた以上に低下したと述べている。
■ルイス・ハミルトン(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム)
FP3 12番手(1分31秒452:ソフトタイヤ/20周)
予選 9番手(Q1=10番手1分30秒451:ソフトタイヤ/Q2=4番手1分29秒718:ソフトタイヤ/Q3=9番手1分29秒710:ソフトタイヤ)
ここ数年と同じく予選では苦戦することになった。マシンのフィーリングは本当に良かったけれど、レースペースを向上させる方向に少し振った。昨日はレースペースの感触があまり良くなかったからそこに集中することにしたんだ。思っていたよりもシングルラップでのパフォーマンスが犠牲になってしまったが、明日報われることを願っている。
僕の前には速いマシンがたくさんいて、彼らを抜いていくのは大変な仕事になるだろうけど、楽しくなりそうだね。
今日のジョージのポジションとペースは際立っていたし、チームにとしても冬の間にみんながどれだけハードワークをしたかを示す証拠になったんじゃないかな。戦えるマシンを手に入れられたことは素晴らしいことだし、僕たちドライバーに火をつけてくれたよね。今日は僕のためにボノ(レースエンジニアのピーター・ボニントン)とみんなが素晴らしい仕事をしてくれた。
(予選後に『Sky Sports』に対して語り)昨日はとても調子が良かった。ジョージと僕は同じセットアップで走っていた。その後、(セットアップの方向性について)彼は左に、僕は右に行ったわけだが、右の方はシングルラップの面では間違いなく良くなかったようだ。それでも、燃料をたくさん積んだ状態ではより快適になったから、それを明日示せればと思う。
■ジョージ・ラッセル(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム)
FP3 6番手(1分31秒190:ソフトタイヤ/12周)
予選 3番手(Q1=8番手1分30秒350:ソフトタイヤ/Q2=7番手1分29秒922:ソフトタイヤ/Q3=3番手1分29秒485:ソフトタイヤ)
ファクトリーのみんなが素晴らしい仕事をして、僕もルイスも満足できるクルマを作ってくれた。これをベースにさらに改善を重ねていくことができる。
先頭に立つためにはさらに追い上げる必要があるけれど、明日のレースを3番手からスタートできるのは素晴らしい。
明らかに僕たちとフェラーリ、マクラーレン、そしてアストンマーティンといった多くのチームが拮抗している。1周をうまくまとめてコンマ1秒か2秒タイムを上げれば、グリッドポジションもいくつか上げることができると思うとワクワクするね。
テスト以降、全てのチームがセットアップの微調整と改善のために懸命に取り組んできた。僕たちもシングルラップのペースでは明らかに大きく前進した。そのせいでレースペースが犠牲になっていないことを願っているけれど、それは明日になればわかることだ。(マックス・)フェルスタッペンの後ろの表彰台の位置をめぐって激しく戦うことになると思う。
この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています
(autosport web)
12/6(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
12/7(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
12/8(日) | 決勝 | 結果 / レポート |
1位 | マックス・フェルスタッペン | 437 |
2位 | ランド・ノリス | 374 |
3位 | シャルル・ルクレール | 356 |
4位 | オスカー・ピアストリ | 292 |
5位 | カルロス・サインツ | 290 |
6位 | ジョージ・ラッセル | 245 |
7位 | ルイス・ハミルトン | 223 |
8位 | セルジオ・ペレス | 152 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 70 |
10位 | ピエール・ガスリー | 42 |
1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 666 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 652 |
3位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 589 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 468 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 94 |
6位 | BWTアルピーヌF1チーム | 65 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 58 |
8位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 46 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 17 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 4 |