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角田にとって僚友リカルドはあらゆる面で手本に。直したかった「チームに対する振る舞い方」も学ぶ
2023年12月20日
アルファタウリの角田裕毅は、ダニエル・リカルドは非常に優れた“手本となるドライバー”であり、彼が異なるドライビングスタイルを教えてくれたことで今後の成長に新たな道が開けたと述べている。
今シーズン、アルファタウリは成績不振のニック・デ・フリースの代わりにリカルドの起用を決めたため、角田には7回のグランプリで彼とレースをする機会があった。リカルドはサマーブレイク前のハンガリーGPからチームに加入したが、シーズン後半戦の最初のレースとなったオランダGPのフリー走行2回目に左手を骨折したため5レースの欠場を余儀なくされた。
リカルドはアメリカGPで復帰したが、角田は終盤5戦のうち3戦の予選とレースでリカルドを上回った。角田はリカルドの物事に対する冷静なアプローチについて、しばしば衝動的な行動を取る自身とはまったく対照的であることを認めているが、彼はリカルドから学んでおり、ともに仕事を継続していくなかでも学び続けるだろうと考えている。
「チームメイトは常に最大のライバルですが、彼は優れたフィードバックを与えてくれると思います」と角田は最近メディアに語った。
「僕は彼からすでに多くのことを学んでいます。特にチームに対する彼の振る舞い方からです。それは僕とはかなり違っていて、むしろ正反対なのですが、自分では直したかった部分です。それに、彼は本当に優れた手本となるドライバーです」
リカルドと角田はそれぞれ個性も性格も違っているだけでなく、ドライビングスタイルも異なっている。リカルドがマシンの変化を最小限に抑えるべくスムーズなアプローチを取る一方、角田はスピードを出そうとする際は間違いなくよりアグレッシブだ。
「一緒に座って話し合う時間は取っていませんが、ドライバーズミーティングに行く時や同じクルマに乗っている時などに時間があると、普通に話をしています」
「僕たちはスタイルがかなり違うドライバーで、マシンについてチームに求めることも違っていますが、それは実際にはいいことです。優れた選択肢や、異なるスタイルの何か違うものについていいアイデアを得られますし、それによっていっそう速くなれる方法を見つけることができます」
角田は、シーズン後半はアルファタウリのAT04に満足していたが、リカルドの意見や指摘の価値も認識しており、今後必要なときには彼のアドバイスを求めることに前向きだ。
「(リカルドのアドバイスを)試したことはないのですが、それは今年のマシンを速くドライブするやり方と、マシンを速くする方法を知っているからです。僕にとってうまくいったので、変える必要はありませんでした」
「来年のマシンについては、どうなるかわかりません。マシンの挙動次第なので、僕としては自分のドライビングスタイルに固執するよりも、パフォーマンスを最大限に引き出すマシンの動きが重要です。もしそのマシンに今年とは異なるドライビングスタイルが必要なら、僕は適応してみて様子を見るつもりです」
この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています
(autosport web)
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5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 94 |
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7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 58 |
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