9チームが共同声明を発表、メルセデスF1&ウォルフ夫妻に関する苦情申し立てを否定。FIAの調査に驚き示す
2023年12月7日
FIAが、「フォーミュラ1マネジメント(FOM)のメンバーからあるF1チーム代表に秘密情報が渡った」というメディアの推測を受けて調査を開始したと発表し、F1、メルセデスF1チーム、メルセデスF1チーム代表トト・ウォルフの妻スージー・ウォルフが、この疑いを完全に否定した翌日、メルセデス以外の全9チームが、共同声明を発表した。9チームはそれぞれ、自分たちはこの件についてFIAに対して不平を申し立てた事実はないと主張するとともに、F1アカデミーのマネジングディレクターを務めるスージー・ウォルフへの支持を示した。
12月5日にFIAが発表した声明には、固有名詞は一切記されていないものの、“あるF1チーム代表”はメルセデスF1チーム代表トト・ウォルフであると考えられる。『BusinessF1』誌は、F1 CEOステファノ・ドメニカリの直属としてF1アカデミーのマネジングディレクターを務めるスージー・ウォルフを通して、FOMの秘密情報がトト・ウォルフに伝わった可能性があると伝えた。
この報道により調査を開始したと示唆するFIAの声明を受けて、F1、メルセデス、スージー・ウォルフはすぐさま疑惑を完全に否定した。一方、『Sky Sport News』に対して、あるFIAのメンバーは、ウォルフ夫妻に対する懸念を、複数のF1チーム代表が表明したと発言した。
しかし、メルセデス以外の9チームは、すばやく行動して一致団結し、自分たちがFIAに不満を申し立てたという説を否定する共同声明を、6日に発表した。
「あるF1チーム代表とFOMのメンバーの間で秘密情報が渡されたという疑いに関して、我々はFIAに対して苦情を申し立てたことはないと確認できる」と各チームの声明には記されている。
「我々は、F1アカデミーとそのマネジングディレクターを、来シーズンから我々のカラーリングをまとう参戦者のスポンサーを行うというコミットメントを通じてサポートすることを、うれしく思うとともに誇りに思っている」
レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表は、水曜日の『Sky Sport News』に生出演し、レッドブルもジュニアチームのアルファタウリも、FIAに苦情を申し立てた事実はないと明言した。
「我々は(メルセデスとは)コース上で大きなライバル関係にあるが、スージー、トト、メルセデスに関してFIAに正式な苦情を申し立ててはいない」とホーナー。
「他チームと同様に、我々は昨夜発表された(FIAの)声明に非常に驚いた。これがレッドブルによって先導されたり、要求されたり、引き起こされたものでないことは確かだ」
(autosport web)
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| 1位 | ランド・ノリス | 390 |
| 2位 | オスカー・ピアストリ | 366 |
| 3位 | マックス・フェルスタッペン | 341 |
| 4位 | ジョージ・ラッセル | 276 |
| 5位 | シャルル・ルクレール | 214 |
| 6位 | ルイス・ハミルトン | 148 |
| 7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 122 |
| 8位 | アレクサンダー・アルボン | 73 |
| 9位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 43 |
| 10位 | アイザック・ハジャー | 43 |
| 1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 756 |
| 2位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 398 |
| 3位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 366 |
| 4位 | スクーデリア・フェラーリHP | 362 |
| 5位 | ウイリアムズ・レーシング | 111 |
| 6位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 82 |
| 7位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 72 |
| 8位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 70 |
| 9位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 62 |
| 10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 22 |
| 第19戦 | アメリカGP | 10/19 |
| 第20戦 | メキシコシティGP | 10/26 |
| 第21戦 | サンパウロGP | 11/9 |
| 第22戦 | ラスベガスGP | 11/22 |
| 第23戦 | カタールGP | 11/30 |


