F速

  • 会員登録
  • ログイン

レッドブル&HRC密着:『ホンダ』の名前が刻まれるのは32年ぶり。創立75周年の記念日にコンストラクターズ2連覇を達成

2023年9月25日

 レッドブルのマックス・フェルスタッペンがF1第17戦日本GPでポール・トゥ・ウインを飾り、レッドブルがコンストラクターズ選手権を2連覇、通算6度目のコンストラクターズタイトルを手にした。


 イタリアGP以来、2戦ぶりに美酒を味わったフェルスタッペンはこう喜びを表現した。


「信じられないような週末だった! これはすべてチームの努力の賜物で、たくさんの人たちが今日の僕らを支えてくれている。ファクトリーではたくさんの人たちがたゆまぬ努力を続け、常に最高のパフォーマンスを発揮できるようにしてくれている。本当に誇りに思う。優勝した後のウイニングランで、ガレージでチームが祝福し合っている光景を大型スクリーンで見たときは、素晴らしい気分だった」


 チーム代表のクリスチャン・ホーナーはレース後、ガレージで仕事するスタッフひとりひとりと握手し、このように感謝の言葉を述べた。


「またしてもチームの驚異的なパフォーマンスだった。この1年、ずっと言い続けてきたことだが、この栄光はサーキットの現場だけでなく、ミルトン・キーンズにあるファクトリーで仕事をしているスタッフの絶え間ない努力があったからこそだ。チーム全員の努力を、非常に誇りに思う」

レッドブル&HRC密着
2023年F1第17戦日本GP クリスチャン・ホーナー代表(レッドブル)


 今回のコンストラクターズ選手権制覇は、レッドブルにパワーユニットを供給しているホンダにとっても特別なタイトルだった。レッドブルのマシンに搭載されるパワーユニット名は今シーズンから『ホンダRBPT』となり、正式なコンストラクター名は『レッドブルレーシング・ホンダRBPT』だったからだ。


『ホンダ』の名前がチャンピオンとして刻まれるのは1991年の『マクラーレン・ホンダ』以来、32年ぶり。そのタイトルをホンダの地元である鈴鹿で決定したのは、1990年以来33年ぶりとなった。


 またこの日、9月24日はホンダにとって会社創立75周年の記念日だった。サーキットに視察に来ていたホンダの三部敏宏社長は「レッドブルのコンストラクターズチャンピオン連覇達成に対し、心よりお祝い申し上げるとともに、ホンダの地元、鈴鹿サーキットで年間タイトルを獲得してくれたことを大変うれしく思います」と祝辞を述べた。

レッドブル&HRC密着
鈴鹿サーキットを訪れたホンダの三部敏宏取締役代表執行役社長(写真右)


 日本GPを終えて、今シーズンはあと6戦。ドライバーズ選手権はトップのフェルスタッペンと2位セルジオ・ペレス(レッドブル)の差が177点に広がった。次の第18戦カタールGPを終えて、その差が172点以上となれば、フェルスタッペンのドライバーズ選手権3連覇が決定する。

レッドブル&HRC密着
2023年F1第17戦日本GP オラクル・レッドブル・レーシングがコンストラクターズ選手権のタイトルを獲得



(Masahiro Owari)


レース

9/19(金) フリー走行1回目 17:30〜18:30
フリー走行2回目 21:00〜22:00
9/20(土) フリー走行3回目 17:30〜18:30
予選 21:00〜
9/21(日) 決勝 20:00〜


ドライバーズランキング

※イタリアGP終了時点
1位オスカー・ピアストリ324
2位ランド・ノリス293
3位マックス・フェルスタッペン230
4位ジョージ・ラッセル194
5位シャルル・ルクレール163
6位ルイス・ハミルトン117
7位アレクサンダー・アルボン70
8位アンドレア・キミ・アントネッリ66
9位アイザック・ハジャー38
10位ニコ・ヒュルケンベルグ37

チームランキング

※イタリアGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム617
2位スクーデリア・フェラーリHP280
3位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム260
4位オラクル・レッドブル・レーシング239
5位ウイリアムズ・レーシング86
6位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム62
7位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム61
8位ステークF1チーム・キック・ザウバー55
9位マネーグラム・ハースF1チーム44
10位BWTアルピーヌF1チーム20

レースカレンダー

2025年F1カレンダー
第17戦アゼルバイジャンGP 9/21
第18戦シンガポールGP 10/5
第19戦アメリカGP 10/19
第20戦メキシコシティGP 10/26
第21戦サンパウロGP 11/9
  • 最新刊
  • F速

    F速 2025年10月号 Vol.4 後半戦展望号