アルファロメオ、2024年以降はハースと提携か。フェラーリエンジンのリブランドでF1活動継続の可能性
2023年8月3日
F1におけるザウバーとの契約を2023年末で終えるアルファロメオだが、2024年もF1に残る道を見つけたようだ。ハースが搭載するフェラーリ製パワーユニット(PU)がアルファロメオ・ブランドに変更されることが決まったものとみられる。
アルファロメオは2018年にザウバーのタイトルスポンサーとしてF1の世界に参入、2019年からチーム名がアルファロメオに変更された。しかし2026年にF1に参戦するアウディがザウバーと提携することが昨年決まり、アルファロメオとザウバーの契約は2023年末で終了することが明らかになった。
アルファロメオはF1で活動することによるマーケティング上の利益を今後も得続けるためにF1にその名を残すことを望み、提携相手を探し始めた。今年のモナコGPの週末、アルファロメオのCEOジャン-フィリップ・アンパラトとハースのチーム代表ギュンター・シュタイナーの最初の会合が実施されたが、ハースはマネーグラムとタイトルスポンサー契約を締結しているため、アルファロメオは、ハースと提携する場合、他の方法を見つける必要があった。
その後、両者の交渉は徐々に進展、そうして到達した解決法は、フェラーリエンジンにアルファロメオのバッジをつけることだった。ハースは少なくとも2025年末までフェラーリ製パワーユニットを搭載することが決まっている。この契約の下では、2024年のハースのマシンは『VF-24・アルファロメオ』となり、アルファロメオのロゴがシャシーに入ることになると言われている。
フェラーリF1パワーユニットの名称をアルファロメオに変更するためには、当然のことながらフェラーリの同意が必要だった。フェラーリ社はアルファロメオが所属するステランティス・グループの一員ではないものの、どちらも同じアニェッリ/エルカーン家が大部分を所有しており、この取り決めを実現するのは難しいことではなかっただろう。
この決定が実際になされたとして、次に問題になるのは発表のタイミングだ。アルファロメオにとっては、ホームグランプリのイタリアGP中に発表するのが理想的だが、これまで友好な関係を築いてきた現在のパートナーを配慮したいとも考えている。
アルファロメオの記念カラーリングが施されたザウバーのマシンが走るイタリアGPの週末に、ハースとアルファロメオの新契約を発表するのはふさわしくない、あるいは効果的ではないと思われる。そうなると、正式発表を行うタイミングは、サマーブレイクの終盤、あるいはハースのホームグランプリであるアメリカGPの週末が選択肢として有力かもしれない。
(Grandprix.com)
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1位 | オスカー・ピアストリ | 309 |
2位 | ランド・ノリス | 275 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 205 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 184 |
5位 | シャルル・ルクレール | 151 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 109 |
7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 64 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 64 |
9位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 37 |
10位 | アイザック・ハジャー | 37 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 584 |
2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 260 |
3位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 248 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 214 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 80 |
6位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 62 |
7位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 60 |
8位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 51 |
9位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 44 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 20 |

第16戦 | イタリアGP | 9/7 |
第17戦 | アゼルバイジャンGP | 9/21 |
第18戦 | シンガポールGP | 10/5 |
第19戦 | アメリカGP | 10/19 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/26 |

