ルクレール、レッドブルに0.048秒差に迫る予選2番手「アップデートが役立っている」フェラーリ/F1第10戦金曜
2023年7月1日
2023年F1オーストリアGPのスプリント・フォーマットでの金曜予選で、フェラーリのシャルル・ルクレールは2番手、カルロス・サインツは3番手を獲得した。マックス・フェルスタッペンのポールポジションタイムとの差は、ルクレールは0.048秒、サインツは0.190秒という僅差だった。
フェラーリは今回、フロントウイングとフロアボディにアップデートを施している。
なお、FP1スタート時に、フェラーリがルクレール車とサインツ車の両方のパワーユニット(PU)に、ターボチャージャーとMGU-Hのシーズン3基目、エキゾーストシステム4基目を入れたことが発表された。すべてシーズン中に使用が許される基数内であるため、ペナルティは受けない。
■シャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリ)
FP1 3番手(1分06秒012:ソフトタイヤ/33周)
予選 2番手(Q1=5番手1分05秒577:ソフトタイヤ/Q2=4番手1分05秒087:ソフトタイヤ/Q3=2番手1分04秒439:ソフトタイヤ)
クリーンな形で予選を終え、ようやくまたフロントロウに戻ってくることができてうれしい。マシンの感触はこの3戦少し良くなってきていた。Q1とQ2でうまく改善していき、Q3のラップにつなげることが重要だった。最後のラップですべてを注ぎ込むことができ、マックスにかなり近づいた。レッドブルにこれほど接近できるとは予想していなかったよ。良い形で前進したね。予定を早めて、ここシュピールベルクにアップデートパッケージを持ち込むため、この数週間頑張ってくれたファクトリーのスタッフ全員にお礼を言いたい。とても印象的だったし、今日良いパフォーマンスを発揮する助けになった。
その改善を明日と日曜のレースで確認する必要がある。スプリントからは一貫性に重点を置いていく。そして日曜日には、モントリオールと同じレベルのレースペースがあるかどうかを見てみよう。
■カルロス・サインツ(スクーデリア・フェラーリ)
FP1 2番手(1分05秒983:ソフトタイヤ/32周)
予選 3番手(Q1=3番手1分05秒339:ソフトタイヤ/Q2=2番手1分04秒975:ソフトタイヤ/Q3=3番手1分04秒581:ソフトタイヤ)
僕にとってもチームにとっても、全体的にポジティブな一日だった。日曜決勝を2番グリッドと3番グリッドからスタートできるんだ。一日中、マシンの感触が力強くて、走り始めから速さがあった。そういう状態はいつだってポジティブな兆候だ。
自分たちのペースがライバルたちと比べてどうなのかははっきりとは分からないけれど、明日と日曜にレースをするのを楽しみにしている。
良い結果を出したことは間違いないが、一方で、トラックリミットについてFIAと一緒に取り組む必要があると思う。トラックリミットの決定を、もっと迅速かつ効率的に行う、代わりの方法を見つけるためにね。
Q2最初のアタックで良いラップを走り、Q3への準備をしていたが、そのラップに疑問が生じたために、もう一度コースに出ていかなければならなかった。それによって、ソフトタイヤを1セット余計に使うことになった。明日のスプリント予選のために取っておいたものだ。でも結局そのラップは抹消されなかった。こういう事態を避けることは可能だったはずだ。
(autosport web)
関連ニュース
1位 | マックス・フェルスタッペン | 219 |
2位 | ランド・ノリス | 150 |
3位 | シャルル・ルクレール | 148 |
4位 | カルロス・サインツ | 116 |
5位 | セルジオ・ペレス | 111 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 87 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 81 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 70 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 330 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 270 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 237 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 151 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 28 |
7位 | BWTアルピーヌF1チーム | 8 |
8位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 7 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |