アロンソ、現行F1マシンの問題について「重量よりもサイズのほうが状況を難しくしている」と主張
2023年6月28日
アストンマーティンのフェルナンド・アロンソは、F1の現行マシンのサイズを小さくするほうが、重量を減らすよりも有益だと考えている。
F1とFIAは、2026年に導入されるF1の次世代マシンをスリム化し、現在はテクニカルレギュレーションで798kgに設定されている最低重量を下げるため協調して取り組みを行うことで同意している。マシン重量の増加は、2009年末に給油が禁止されて以来続いている傾向であり、2021年にF1のグラウンドエフェクトマシンが導入されて重量が増加したのもその流れの一部だった。
重量増加は低速走行時のマシンの機動性に影響を与えいるだけでなく、車体が大きいことによる安全上の懸念にもつながっている。
「これは途方もない重さだ」とアロンソは語った。
「今の時点では、低速でのパフォーマンスはあまりよくない」
「マシンをより安全なものに作り続けているが、もちろん重く作れば、クラッシュした時に影響がでる。スマートカーではなくバスと衝突するようなものだ」
さらにF1の重量増加と並行して、車体のサイズも年々大きくなっており、現在は長さ5.63m、幅は2mになっている。
アロンソは、接近戦においては、おそらく重量よりもサイズが重要だと考えている。
「(重量を減らすことが)ショーを大きく変えるとは思わない。マシン重量よりもサイズのほうがより重要で、状況を少々難しくしていると思う」
「オーバーテイクの時や、レース中の最初の数コーナーでのバトルでは、サイズのせいでマシンの位置を決めるのが難しい。マシンの重さのせいではない」
アロンソはまた、2026年にF1マシンの最低重量を減らすことは、難しい作業になるだろうと言及した。次世代マシンのパワーユニットはより大きく、重いバッテリーが搭載されるからだ。
「だから重量を大幅に減らすのは本当に難しいだろう。ハイブリッドエンジンは通常のエンジンよりも重いし、こうしたマシンは安全性もとても高くなっている」
「その方向性について関心が寄せられていることは知っている。彼らに何ができるか見てみよう」
「軽いマシンをドライブするのはいつだって歓迎だし、はるかに楽しめる。でも結局のところ、レースを少し難しいものにしているのは、サイズの方だと思う」
この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています
(autosport web)
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