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F1コンストラクターズ選手権での浮上を狙うフェラーリ、スプリントのオーストリアにもアップデートを投入か
2023年6月26日
F1スペインGPで導入した、大幅な改良を施した空力パッケージがSF-23に向上をもたらしたことに意を強くしたフェラーリは、今後はここ数年のようにフルパッケージが整うのを待つのではなく、新パーツが用意でき次第すべてのレースで投入していく方針を採ろうとしている。次戦オーストリアGPは、スプリントフォーマットで行われるグランプリだが、フェラーリはここでもアップグレードを行う可能性がある。
カナダGPがスタートする数時間前に、チーム代表のフレデリック・バスールはモントリオールにおいて、次のように語った。
「私は、大規模パッケージの準備が整うのを待って、それをマシンに投入するというやり方があまり好きではない。新しく開発したものの準備ができたら、すぐにコースで試すべきだと考えているからだ。そうすれば、開発したものがうまく機能するかどうかがすぐに分かる。それに対して、多くの新パーツを同時にマシンに投入した場合、機能するものもあるかもしれないが、そうではないものも出てくるため、何を残すか、何を取り除くかを見定めるのに少々時間がかかる」
次戦オーストリアGPは、スプリントイベントであり、フリープラクティスが1回しかないため、新パーツを評価するのが難しいが、それでも、SF-23には、いくつかの新パーツが投入される可能性がある。スプリントフォーマットでは、金曜のフリープラクティスの後、日曜決勝のグリッドを決定する予選が行われ、土曜にはスプリント用の予選とスプリントが実施され、日曜に通常の決勝が行われる。
フェラーリの情報筋によると、チームはオーストリアGP予選前の唯一のフリー走行セッションで、2台のマシンを使って新たなフロアを試す計画だという。この新フロアによりフェラーリが目指しているのは、マシン下部のより複雑で立体的な新デザインによってポーパシングの悪影響を減らす一方で、ダウンフォースレベルをより安定させることである。
フェラーリはまた、パワーユニット(PU)の電気エネルギーのマネジメント改善を目指しているともいわれる。同じ情報筋によると、フェラーリのエンジニアは、コーナー立ち上がり時のパワー供給がよりスムーズになるソリューションを見出したということで、それによりマシンがより効率的な加速を行うことができ、運転しやすくなり、同時にリヤタイヤへの負担も軽減させることが期待できる。
リヤタイヤのデグラデーションは、SF-23にとっての最大の課題のひとつだった。シャルル・ルクレールとカルロス・サインツは、それによってレースで苦戦してきたため、この問題を解決することは、フェラーリにとって大きな助けになるだろう。
現在コンストラクターズ選手権で4位のフェラーリとしては、最低でも3位に入るために、アストンマーティンよりも良い成績を挙げる必要がある。そして理想的には、メルセデスと2位争いをするところまで持ち直したいところだ。
(grandprix.com)
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7/4(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
7/5(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
7/6(日) | 決勝 | 結果 / レポート |


1位 | オスカー・ピアストリ | 216 |
2位 | ランド・ノリス | 201 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 155 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 146 |
5位 | シャルル・ルクレール | 119 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 91 |
7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 63 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 42 |
9位 | エステバン・オコン | 23 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 22 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 417 |
2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 210 |
3位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 209 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 162 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 55 |
6位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 36 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 29 |
8位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 28 |
9位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 26 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 11 |

