F速

  • 会員登録
  • ログイン

メルセデスF1代表、ハースのミックに対する扱いに疑問「もしミハエルがいたら、あのようには扱わなかっただろう」

2023年4月6日

 メルセデスのチーム代表を務めるトト・ウォルフは、ハースで2年間を過ごしたミック・シューマッハーのそばに伝説的な父親ミハエル・シューマッハーがいたら、ハースはミックのことをあえてあのように扱うことはなかっただろうと考えている。


 シューマッハーは昨年末にハースから放出され、後には経験豊富なニコ・ヒュルケンベルグが取って代わった。ハースでの2022年シーズンの序盤、シューマッハーはサウジアラビアとモナコで2回クラッシュしてVF-22のシャシー2台を大きく破損させた。このことがハースが24歳のシューマッハーと袂を分つ決断を下すにあたって大きく影響したようだ。


 その年の後半にははるかに改善を見せたシューマッハーだったが、残念なことにチームで3年目を迎えられるように状況を変えるには十分ではなかった。そして2023年、シューマッハーはメルセデスでリザーブドライバーに起用された。

ミック・シューマッハー(ハース)
2022年F1第20戦メキシコGP ミック・シューマッハー(ハース)


「私が言えるのは、彼の両親は彼を育てるのに何も間違ったことをしていないということだ」とウォルフはスイスの『Blick』のベテランF1記者ロジャー・ブノワに語った。


「もしハースでの2年間にミハエルが息子に付き添っていたら、(ハースF1のチーム代表であるギュンター・)シュタイナーはあえてミックをあのようには扱わなかっただろうと私は断言する!」


 シューマッハーは今シーズン、メルセデスF1に同行してすべてのレースに赴く。彼は、必要な場合ルイス・ハミルトンかジョージ・ラッセルの代役を務める第一のリザーブドライバーなのだ。


「我々のドライバーのうちひとりがコロナに感染したり怪我をしたりしたら、ミックはメルセデスに乗ることになる。そういうことだ」


 ウォルフはまた、メルセデスが今年、シューマッハーのために旧スペックのマシンで最小限のテストプログラムを行おうとしていると明かした。


「できるだけ早く彼のために旧仕様のマシンを用意しようとしている」

ミック・シューマッハー(メルセデス リザーブドライバー)
2023年F1第2戦サウジアラビアGP ミック・シューマッハー(メルセデス リザーブドライバー)


 来シーズンにシューマッハーがメルセデスでレースをするチャンスはほとんどないものの、彼はある時点で別のチームから戦いに戻ることを望んでいる。


「もちろん(2024年にグリッドに戻る)保証はないけれど、僕は学ぶことができる素晴らしい立場にあり、ドライビングはしていないものの、今年を最大限に活かすことができる」とシューマッハーは今年初めに語った。


「でもジュニアカテゴリーやF1で僕が見せた実績を考えれば、チャンスはあると確信している」


「冬の間にすでに何人かの人たちから関心があると言われていたので、その意味ではあまり心配していない」



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(autosport web)


レース

6/27(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
6/28(土) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
6/29(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※オーストリアGP終了時点
1位オスカー・ピアストリ216
2位ランド・ノリス201
3位マックス・フェルスタッペン155
4位ジョージ・ラッセル146
5位シャルル・ルクレール119
6位ルイス・ハミルトン91
7位アンドレア・キミ・アントネッリ63
8位アレクサンダー・アルボン42
9位エステバン・オコン23
10位ニコ・ヒュルケンベルグ22

チームランキング

※オーストリアGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム417
2位スクーデリア・フェラーリHP210
3位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム209
4位オラクル・レッドブル・レーシング162
5位ウイリアムズ・レーシング55
6位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム36
7位マネーグラム・ハースF1チーム29
8位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム28
9位ステークF1チーム・キック・ザウバー26
10位BWTアルピーヌF1チーム11

レースカレンダー

2025年F1カレンダー
第11戦オーストリアGP 6/29
第12戦イギリスGP 7/6
第13戦ベルギーGP 7/27
第14戦ハンガリーGP 8/3
第15戦オランダGP 8/31
  • 最新刊
  • F速

    F速 2025年5月号 Vol.3 日本GP号