F1速報

  • 会員登録
  • ログイン

アルファタウリF1代表、レッドブルリザーブのリカルド代役起用を望まず「我々は若いドライバーに焦点を当てる」

2023年3月23日

 アルファタウリF1のフランツ・トスト代表は、レッドブルでリザーブドライバーを務めるダニエル・リカルドを、アルファタウリから代役として起用することは「理論的には」可能だと認めながら、チームの性格上それは望んでいないと語った。


 2022年いっぱいでマクラーレンとの契約を早期解除したリカルドは、4年ぶりに古巣へと戻ってきた。レッドブルでの仕事はおもにマーケティング活動やシミュレーターでのテストになることが明かされているが、リザーブドライバーであるリカルドは、マックス・フェルスタッペンやセルジオ・ペレスの代役としてレースに出場する可能性もある。


 さらに『The Race』が報じたところによると、アルファタウリ代表のトストは、自チームのレギュラードライバーに不測の事態が生じた場合にも、代役としてリカルドを選ぶことが「理論的には」できると認めた。これまでもアルファタウリは独自のリザーブドライバーを起用することはせず、レッドブルとドライバーを共有するような体制をとってきたが、リカルドも同じような状況にあるようだ。

レッドブルの2023年型マシン『RB19』の発表会に参加したダニエル・リカルド
レッドブルの2023年型マシン『RB19』の発表会に参加したダニエル・リカルド


 これまでレッドブルとアルファタウリは、リザーブドライバーをレースに起用した例が多くみられる。彼らは病気や怪我だけでなくレギュラードライバーの成績が振るわないときにも積極的にシートを交換しており、近年ではリザーブドライバーだったピエール・ガスリーがダニール・クビアトの代役として当時のスクーデリア・トロロッソからF1デビューを果たしている。


 しかし、リカルドがアルファタウリからレースに出る可能性は極めて低いと言えそうだ。第一にリカルドは今シーズンを休養に当てることを宣言しており、リザーブとして待機するのは限られたグランプリにとどまることが決まっている。そしてさらに決定的なのは、彼のようなベテランを起用することは、育成を主眼に置くチームの理念にそぐわないとトストが考えていることだ。


「理論的にはそれは可能だが、現実的に私は望んではいない」


「なぜなら、リアム・ローソンやアイザック・ハジャルなど、若いドライバーが他にいるからだ。我々はおもに若いドライバーに焦点を当てることになると思う。なぜなら、それが我々の哲学にあっているからだ」
 
 レッドブルは今シーズン、ハジャル(ハイテック)、ジャック・クロフォード(ハイテック)、ゼイン・マロニー(カーリン)、エンツォ・フィッティパルディ(カーリン)、岩佐歩夢(ダムス)、デニス・ハウガー(MPモータースポーツ)の6人のドライバーをFIA F2に送り込んでいる。このうちハジャルとマロニーのふたりに加え、昨年のF2でランキング3位に輝き、2023年は全日本スーパーフォーミュラ選手権に参戦するローソンがリザーブドライバーに指名されている。

鈴鹿でのスーパーフォーミュラ公式合同テストに参加したリアム・ローソン
鈴鹿でのスーパーフォーミュラ公式合同テストに参加したリアム・ローソン



(autosport web)




レース

5/24(金) フリー走行1回目 20:30〜21:30
フリー走行2回目 24:00〜25:00
5/25(土) フリー走行3回目 19:30〜20:30
予選 23:00〜
5/26(日) 決勝 22:00〜


ドライバーズランキング

※エミリア・ロマーニャGP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン161
2位シャルル・ルクレール113
3位セルジオ・ペレス107
4位ランド・ノリス101
5位カルロス・サインツ93
6位オスカー・ピアストリ53
7位ジョージ・ラッセル44
8位ルイス・ハミルトン35
9位フェルナンド・アロンソ33
10位角田裕毅15

チームランキング

※エミリア・ロマーニャGP終了時点
1位オラクル・レッドブル・レーシング268
2位スクーデリア・フェラーリ212
3位マクラーレン・フォーミュラ1チーム154
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム79
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム44
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム20
7位マネーグラム・ハースF1チーム7
8位BWTアルピーヌF1チーム1
9位ウイリアムズ・レーシング0
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

レースカレンダー

2024年F1カレンダー
第8戦モナコGP 5/26
第9戦カナダGP 6/9
第10戦スペインGP 6/23
第11戦オーストリアGP 6/30
第12戦イギリスGP 7/7
  • 最新刊
  • F1速報

    Vol.5 第5戦中国GP & 第6戦マイアミGP