最新記事
- サインツのペナルティが再審で撤回。ローソン...
- グランプリのうわさ話:2026年に向けたフェラ...
- 「我々は長い間F1に留まるつもりだ」ルノー新...
- フェラーリ、カスタマーであるキャデラックF1...
- レッドブルに訪れた変化。“エンジニア”のメキ...
- 松田次生のF1目線:新人の活躍が目に留まった...
- 【角田裕毅の2026年動向予想アンケート結果発...
- F1チーム代表の現場事情:レーシングブルズ/...
- 【F1第16戦ベスト5ドライバー】勝利のために...
- 「あなたにとってレッドブル初優勝だ。おめで...
- 「アレックスに譲って、ついて行け」一度は拒...
- FIA、V8エンジンの早期復活を望むも、F1マニ...
レッドブルF1のマルコ、ペレスの貢献を讃えるも「彼はフェルスタッペンではない」と実力差を指摘
2022年12月25日
レッドブルのモータースポーツコンサルタントを務めるヘルムート・マルコは、レッドブルの成功へのセルジオ・ペレスの貢献を高く評価しているが、マシンのポテンシャルを最大に、もしくはそれ以上に引き出すことにかけては、ペレスはマックス・フェルスタッペンにおよばないという。
2022年、レッドブルは記録破りの1年を過ごした。このシーズン中にチームはF1の22戦中17戦で勝利を飾ったのだ。それでもメルボルンでの第3戦で2回目のリタイアを喫したフェルスタッペンは動揺し、フェラーリのシャルル・ルクレールとのタイトル争いは事実上すでに終わってしまったと確信していた。
しかしそれから15戦後の日本GPでは、フェラーリの自滅にも助けられ、フェルスタッペンは2度目の世界タイトルを獲得した。フェルスタッペンはその後アブダビで、1シーズンあたりの個人最多勝利記録となる15勝目を飾って、レッドブルのずば抜けた2022年シーズンを締めくくった。
コンストラクターズ選手権では、レッドブルはフェラーリに205ポイントという大差をつけた。今ではマルコは、フェラーリのミスやある程度の不運があったことから、レッドブルの仕事がやりやすくなったのだと認めている。
「我々は確かにフェラーリの戦略ミス、不運、エンジンのダメージなどから恩恵を受けた」とマルコは語った。
「シーズン中、彼らはタイヤをより多く使うようなマシン開発を進めた。そのために我々はレースフォーマットに大きな自信を持つことができた。3戦を終えて46ポイント差がついた時、我々は『今しかない』という気持ちになったのだと思う」
重量オーバーのマシンでシーズンをスタートしたレッドブルは、シーズンが展開するとともにRB18の軽量化に休むことなく取り組んだ。フェルスタッペンはこの変化によって本領を発揮できるようになったが、対照的にペレスは夏の間マシンに苦戦していた。
「それに加えて、我々のマシンは最初は20kgもオーバーしていた。それは、重量を減らせばコース上で確実にタイムを短縮できるはずのマージンだった」
「風洞では多くのダウンフォースを生み出すことができたが、あくまで理論の話だ。1kg減るごとに、実際にはタイムを伸ばすことができた」
「結果として、ドライビングの際の挙動も、フェルスタッペンが最適に活用できる形に変化した。マックスが限界までプッシュできて自信を持っている時は、他のドライバーが限界までプッシュしている時とは違ったものになる」
「我々のマシンはペレスと同じだ。そしてペレスは非常に優れたF1ドライバーだが、彼はフェルスタッペンではない」
マルコは、ブラジルでレッドブルのパフォーマンスが相対的に下がり、フェルスタッペンが6位、ペレスが7位という結果に終わったことを、レースウイークの形式と状況から妥当なことだった振り返った。
「ブラジルに加えて他のレースでも、シミュレーターのせいで最初のセットアップを完全に間違えたことがあった。だが我々はそれを修正することができた」
「ブラジルではスプリントフォーマットと雨に邪魔された。3回のフリー走行セッションのある通常のスケジュールであれば、我々はまた勝つことができただろう」
この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています
(autosport web)
関連ニュース
9/5(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
9/6(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
9/7(日) | 決勝 | 結果 / レポート |


1位 | オスカー・ピアストリ | 324 |
2位 | ランド・ノリス | 293 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 230 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 194 |
5位 | シャルル・ルクレール | 163 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 117 |
7位 | アレクサンダー・アルボン | 70 |
8位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 66 |
9位 | アイザック・ハジャー | 38 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 37 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 617 |
2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 280 |
3位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 260 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 239 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 86 |
6位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 62 |
7位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 61 |
8位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 55 |
9位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 44 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 20 |

第16戦 | イタリアGP | 9/7 |
第17戦 | アゼルバイジャンGP | 9/21 |
第18戦 | シンガポールGP | 10/5 |
第19戦 | アメリカGP | 10/19 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/26 |

