F1ルーキーシーズンは「浮き沈みがある」と周冠宇。僚友ボッタスとのW入賞を目指して集中、将来の心配はせず
2022年6月6日
F1ドライバーの多くは、初めてのF1レースでポイントを獲得できないものだが、周冠宇はそれをやってのけた。初の中国人ドライバーである周は今年3月の開幕戦バーレーンGPで10位でフィニッシュしたのだ。
だがそれ以降、周は少々苦戦しているようだ。チームメイトのバルテリ・ボッタスは第2戦サウジアラビアGP以外のすべてのレースでポイントを獲得しているが、周はバーレーンでの1ポイントのみに留まっている。またボッタスは40ポイントを獲得して世界選手権8位につけているが、周は1ポイントのため18位となっている。
周は自身のルーキーシーズンについて、「浮き沈みがかなりあった」と認めている。
「でも全体的にとても満足だし、ここにいることができてすごくうれしい。これまでのところF1での自分の時間をかなり楽しんでいるよ」
周のF1デビューによって、中国ではF1への関心が大きく高まっているが、地元中国のファンたちは母国で彼らの新しいヒーローを応援できずに不満を抱いている。中国GPは2020年から中止されており、最近上海で新型コロナウイルスが大流行したことで、2023年のレースも危ぶまれている。
そして周はどうか? 周はアルファロメオと1年契約をしているが、ザウバーのジュニアドライバーであるテオ・プルシェールはF1への準備を整えているところだ。18歳でフランス出身のプルシェールは現在FIA F2に参戦しており、サクヒールとイモラではフィーチャーレースで優勝。現在チャンピオンシップで2位につけている。
現在のところ、周は自身の将来に確信を持っている。
「F1で自分の能力を発揮できるレースが、これからもたくさんあると思っている。まだ先のことはそれほど心配していない。今はスピードを発揮してチームにダブルポイントをもたらすことに集中しようと思っている。そしてすべてが計画通り進んだとして、将来がどうなるかは分からないが、それでも今シーズンにまだ仕事ができると確信しているし、来年の計画がどうなるかまだそれほど心配していないよ」
(Grandprix.com)
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1位 | オスカー・ピアストリ | 186 |
2位 | ランド・ノリス | 176 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 137 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 111 |
5位 | シャルル・ルクレール | 94 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 71 |
7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 48 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 42 |
9位 | アイザック・ハジャー | 21 |
10位 | エステバン・オコン | 20 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 362 |
2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 165 |
3位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 159 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 144 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 54 |
6位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 28 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 26 |
8位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 16 |
9位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 16 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 11 |

