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レッドブル&HRC密着:ペレスはフェラーリに肉薄する速さ。一方フェルスタッペンはトラブル続出、油圧の問題も
2022年5月7日
F1第5戦マイアミGP初日のレッドブルのガレージは、チャンピオンがいるチームとは思えないほど、慌ただしかった。
まずフリー走行1回目で、マックス・フェルスタッペンのマシンに問題が発生して、セッション途中にピットイン。ガレージに戻されたフェルスタッペンのマシンは、メカニックによってエンジンカウルが外された。
エンジンカウルが外され、露出したパワーユニットをエイドリアン・ニューウェイ(チーフテクニカルオフィサー)をはじめ、多くのスタッフが見ていたため、パワーユニットにトラブルが発生したのかと思ったが、そうではなかった。
「コースに慣れて、これからスピードを上げて走行しようと思った途端、ハイドロリック系に問題が出て、ステアリングが効かなくなったんだ」(フェルスタッペン)
セッション中に修復作業が終了し、再度コースインしたものの、マシンの状態が完璧ではなかったためか、フェルスタッペンはセッション終了前にピットインし、コクピットを降りてセッションを自ら終了させた。
通常のサーキットであれば、セッション終了前にピットインすることも珍しくないが、このマイアミ・インターナショナル・オートドロームは初めて走るコースで、しかもピットレーン出口にスタート練習をする場所がないため、セッション終了のチェッカーフラッグを受けた後に1周して、本コース上のグリッドでスタート練習ができる。そのため、多くのドライバーがチェッカーフラッグが振られるまでセッションを続け、最後にスタート練習をしてピットインしてきた。もちろん、チームメートのセルジオ・ペレスもスタート練習をしてから、ピットに帰還した。
フリー走行2回目ではコースインした直後、右ブレーキにトラブルが発生して、ブレーキ周辺から炎を出しながらピットインしたフェルスタッペン。結局、このセッションでフェルスタッペンが再びコースインすることはなく、フェルスタッペンの周回数はわずか1周にとどまった。
「マシンの情報やデータがあまりないので、予選や決勝では難しいかもしれないけど、ベストを尽くすよ」
幸いだったのは、ペレスには問題が発生せず、しっかりと走り込み、かつフェラーリ勢に肉薄していること。マシンの戦闘力としてはまだ十分に戦えるだけに、トラブルが再発しないことを祈りたい。
(Masahiro Owari)
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1位 | オスカー・ピアストリ | 131 |
2位 | ランド・ノリス | 115 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 99 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 93 |
5位 | シャルル・ルクレール | 53 |
6位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 48 |
7位 | ルイス・ハミルトン | 41 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 30 |
9位 | エステバン・オコン | 14 |
10位 | ランス・ストロール | 14 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 246 |
2位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 141 |
3位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 105 |
4位 | スクーデリア・フェラーリHP | 94 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 37 |
6位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 20 |
7位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 14 |
8位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 8 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 7 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 6 |

