最新記事
【角田裕毅F1第5戦密着】初開催のマイアミは「走っていて楽しい」初日はブラインドコーナーもあるコースを習熟
2022年5月7日
F1第5戦マイアミGPが始まる前日、エンジニアたちとコースを下見した角田裕毅(アルファタウリ)は、マイアミGPが行われるマイアミ・インターナショナル・オートドロームについて、次のように語っていた。
「いままで経験したことがないような、いろんなブラインドコーナーがあって、ミスを誘発させようとしている感じがします」
5.412kmあるマイアミ・インターナショナル・オートドロームの中で、『ミスを誘発させようとしている』コーナーとして角田がポイントに挙げた箇所は、7〜8コーナーだった。サーキットの南西にある7コーナーと8コーナーは最初のDRS区間の検知ポイントの直前にある。
したがって、DRS区間での加速を促進させようとするあまり、コーナーの脱出スピードを上げようとしてミスをする可能性も高くなる。
しかし角田は、7〜8コーナーには、もうひとつ別の難しさがあると説明する。それはエイペックスが見えにくいブラインドコーナーだということだ。
「あそこは完全なブラインドコーナーなので、コーナーのエイペックスが見えないのでミスしやすいと思います」
マイアミ・インターナショナル・オートドロームは、アメリカン・フットボールのプロリーグであるNFLに所属するマイアミ・ドルフィンズの本拠地『ハードロック・スタジアム』の周辺に作られた仮設のコース。したがって、一般道を利用して作られたいわゆる市街地コースではないが、コースは全周にわたってコンクリートウォールに囲まれているため、まるで市街地サーキットのようにブラインドコーナーがあちこちに点在する。そのなかでも、加速していくなかで現れる7〜8コーナーのイン側のコンクリートウォールは、ドライバーにとってやっかいなコーナーなのである。
わずかなミスでもクラッシュにつながりかねない。初日の角田は冷静だった。何人かのドライバーが足をすくわれるなか、マシンにダメージを与えることなく、コースを習熟していった。順位的には初日13番手にとどまったが、フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)に続いて2番目に多い周回を走った。
それでも、角田は言う。
「走っていて、楽しい」
初日のデータを元に、セットアップを向上させて臨む2日目に期待したい。
(Masahiro Owari)
関連ニュース
| 10/25(土) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
| フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
| 10/26(日) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
| 予選 | 結果 / レポート | |
| 10/27(月) | 決勝 | 結果 / レポート |
| 1位 | ランド・ノリス | 357 |
| 2位 | オスカー・ピアストリ | 356 |
| 3位 | マックス・フェルスタッペン | 321 |
| 4位 | ジョージ・ラッセル | 258 |
| 5位 | シャルル・ルクレール | 210 |
| 6位 | ルイス・ハミルトン | 146 |
| 7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 97 |
| 8位 | アレクサンダー・アルボン | 73 |
| 9位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 41 |
| 10位 | アイザック・ハジャー | 39 |
| 1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 713 |
| 2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 356 |
| 3位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 355 |
| 4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 346 |
| 5位 | ウイリアムズ・レーシング | 111 |
| 6位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 72 |
| 7位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 69 |
| 8位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 62 |
| 9位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 60 |
| 10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 20 |
| 第19戦 | アメリカGP | 10/19 |
| 第20戦 | メキシコシティGP | 10/26 |
| 第21戦 | サンパウロGP | 11/9 |
| 第22戦 | ラスベガスGP | 11/22 |
| 第23戦 | カタールGP | 11/30 |


