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接触でのタイトル決定を恐れるFIA、フェルスタッペンとハミルトンに異例の警告「ダーティな行為があればポイント剥奪も」
2021年12月10日
FIA F1レースディレクターのマイケル・マシは、2021年F1最終戦アブダビGPに向け、同点でタイトルを争うマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)とルイス・ハミルトン(メルセデス)に対し、スポーツマンシップに反する行為をした場合にはポイントを剥奪する可能性があると、厳しい警告を行った。
ふたりはともに369.5点で最終戦に臨む。同点ではあるが、フェルスタッペンは9勝、ハミルトンは8勝であるため、フェルスタッペンが依然として有利な状況であり、もしふたりとも完走できなかった場合は、フェルスタッペンが王座に就くことになる。そのため、大勢のF1関係者が、フェルスタッペンが決勝スタート直後のターン1でハミルトンにヒットする形でタイトルの行方が決まることを恐れている。
当然のことながらFIAはこうした事態を避けたいと考えている。マシは、グランプリ前に毎戦発表している『イベントノート』のなかで、FIA国際モータースポーツ競技規則(FIA International Sporting Code)のいくつかの条文を挙げ、スポーツマンシップに反する行為があった場合、ポイントが剥奪される可能性があることをチームとドライバーに対して念押しするという、異例の措置を取った。
マシが挙げたのは、次の4つの条項だ。第9.15.1条(競技者は、その競技者を代表して参戦する者の行為や不作為に対して責任を負う)、第12.2.1条の特に第12.2.1.l条(公平性の原則の侵害、スポーツマンシップに反する行為、スポーツ倫理に反する方法で競技の結果に影響を与えようとする行為は国際競技規則の違反とみなされる)、第12.4.5条(審査委員会は、資格停止、ポイント取消の罰則を決定できる)、第12.4.5.a条(例外的な場合を除き、ドライバーと競技者から別々にポイントを削減することはできない)。
これに関し、ハミルトンは、この規則が適用されるような出来事が起こらないような良いレースをしたいと語った。
「彼らがこういうことをするのは公平なことだと思う。これが使われる必要がないことを願う」とハミルトン。
「素晴らしいレースをして、前に進みたい。他には特に意見はないよ。僕は自分の仕事をするためにここにいる。スチュワードに会いに行きたくはないし、彼らも僕と会いたくはないだろう」
一方フェルスタッペンは、自分は公平に扱われていないと主張している。同じことをしても他のドライバーたちにはペナルティが出ず、自分にはペナルティが科されるというのだ。
「他のドライバーたちとは違う扱いを受けている。他のドライバーたちは不問に伏されても、僕は違うんだ。僕はハードに戦っているだけなのに」とフェルスタッペンは言う。
「僕が望んでいるのは、全員が公平に扱われることだ。今は明らかにそうではないからね。でも、繰り返しになるけれど、僕は自分が悪いとは感じていないし、もちろん他の人たちも悪くはない。他の人たちはそういうレースの仕方を許されるのに、なぜ僕は変えなければならないのか。全員がああいう形でレースをすることを許されるべきだと思う」
(Grandprix.com/autosport web)
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| 1位 | ジョージ・ラッセル | 51 |
| 2位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 47 |
| 3位 | シャルル・ルクレール | 34 |
| 4位 | ルイス・ハミルトン | 33 |
| 5位 | オリバー・ベアマン | 17 |
| 6位 | ランド・ノリス | 15 |
| 7位 | ピエール・ガスリー | 9 |
| 8位 | マックス・フェルスタッペン | 8 |
| 9位 | リアム・ローソン | 8 |
| 10位 | アービッド・リンドブラッド | 4 |
| 1位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 98 |
| 2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 67 |
| 3位 | マクラーレン・マスターカード・フォーミュラ1チーム | 18 |
| 4位 | TGRハースF1チーム | 17 |
| 5位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 12 |
| 6位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 12 |
| 7位 | BWTアルピーヌF1チーム | 19 |
| 8位 | アウディ・レボリュートF1チーム | 2 |
| 9位 | アトラシアン・ウイリアムズF1チーム | 2 |
| 10位 | キャデラックF1チーム | 0 |


