ポールのハミルトン「マックスが走り切っていたら僕は負けていた。レッドブルは決勝でも速いはず」/F1第21戦
2021年12月5日
2021年F1サウジアラビアGPの土曜予選で、メルセデスのルイス・ハミルトンはポールポジション、バルテリ・ボッタスは2番手を獲得、メルセデスはフロントロウを独占した。
ハミルトンは、FP3でのダブルイエローフラッグ無視とニキータ・マゼピンへの進路妨害の疑いで審議対象になった。前者については、実際にはハミルトンに対してイエローの表示がなされなかったとして規則違反はなかったと判断された。後者についてはチームが適切な形で情報を伝えていなかったとして、ハミルトンには戒告処分、チームには罰金が科された。
FP3終盤、メルセデスはボッタス車に燃料漏れがあることを発見、予選に向けてパワーユニット交換を行った。新品への交換ではないため、ボッタスはペナルティを受けない。
■ルイス・ハミルトン(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム)
FP3 2番手(1分28秒314:ハードタイヤ/23周)
予選 1番手(Q1=9番手1分28秒466:ソフトタイヤ/Q2=1番手1分27秒712:ミディアムタイヤ/:Q3=1番手1分27秒511:ソフトタイヤ)
ここはうまくまとめるのが最も難しいサーキットのひとつだ。常に限界ぎりぎりで、きわどい状態でマシンを走らせていた。タイヤの力を最大限に引き出すのがとても難しかった。ラップのスタートに備えてグリップを得るためにタイヤを温めようとしても、気温が高いにもかかわらず、フロントとリヤを同時に温めることに苦労した。理由はよく理解できないんだけどね。
明日に向けてフロントロウを確保することができて誇りに思うし、感謝している。厳しいレースになるだろう。バルテリが近くにいてくれることは常に重要だ。シーズンのこの時期は特にね。彼は素晴らしい走りをしている。明日、一緒にいい仕事をしたいと思っている。
(予選直後のインタビューで語り)マシンと格闘し続けて、最後のラップではオールオアナッシングという感じで走った。それでも望んでいたほどの速さはなかったね。でもこれが僕にできる最大限だったんだ。
もしマックス(・フェルスタッペン)があのラップを走り切っていたら、彼らが逆転しただろう。レッドブルは明日、間違いなく速いと思う。だから、僕たちは、チームとして協力し合って、賢く戦う必要がある。
■バルテリ・ボッタス(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム)
FP3 6番手(1分29秒019:ソフトタイヤ/19周)
予選 2番手(Q1=2番手1分28秒057:ソフトタイヤ/Q2=4番手1分28秒054:ミディアムタイヤ/:Q3=2番手1分27秒622:ソフトタイヤ)
このコースを走るとアドレナリンが大量に出るね! 難しいレースになるだろう。このコースはとても厳しいからね。でも少なくとも僕たちは一番有利な位置からスタートすることができる。
今日の予選は本当に大変だったから、この結果を出せたことは素晴らしい。左側のグリッドは埃っぽいだろうけど、この位置を維持するために頑張るよ。シーズンのなかでも最もタフなコースのひとつだ。精神的にも肉体的にもきつい。明日は何が起きてもおかしくないから、わくわくしている。
(autosport web)
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1位 | オスカー・ピアストリ | 131 |
2位 | ランド・ノリス | 115 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 99 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 93 |
5位 | シャルル・ルクレール | 53 |
6位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 48 |
7位 | ルイス・ハミルトン | 41 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 30 |
9位 | エステバン・オコン | 14 |
10位 | ランス・ストロール | 14 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 246 |
2位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 141 |
3位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 105 |
4位 | スクーデリア・フェラーリHP | 94 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 37 |
6位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 20 |
7位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 14 |
8位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 8 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 7 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 6 |

