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開幕戦の再来を感じさせる走りに「サムライの復活を見た」/角田裕毅の海外メディア評 F1第17戦
2021年10月29日
F1第17戦アメリカGPを角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)は予選10番手、決勝9位で終えた。
2戦連続となる予選Q3進出を果たした角田は、ソフトタイヤの利点を活かしスタートで順位を上げると、その後も難しい路面でタイヤをマネジメントしながらライバルの追撃をかわし、シーズン後半戦で初めての入賞。前戦トルコGPではポイント圏内を走りながらもスピンによって後退してしまった角田にとって、その雪辱を果たすレースとなったアメリカGPだが、このレースを海外メディアがどのように評価したのか、今回も彼らの採点とコメントから見ていこう。
イタリアのコリエーレ・デラ・セラ紙は、角田の走りを6+(10点満点)と採点。角田が入賞争いで「生き生きとしたパフォーマンスを見せた」と評価し、「サムライの復活を感じさせるような接近戦を演じた」と称賛した。
同紙が「無人地帯(戦時下においてどの勢力にも占有されていない場所)」と表現した中団グループは、毎戦多くのチームがポイント獲得を目指して戦う激戦区であり、アメリカGPでも熾烈な入賞争いが繰り広げられた。そのなかで角田はキミ・ライコネン(アルファロメオ)、フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)、セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)といった歴代チャンピオンたちの追撃をかわし、ポジションを守り抜いた。この開幕戦の再来とも言うべきレース内容にコリエーレ・デラ・セラ紙は「サムライの復活」を感じたようだ。
専門サイトのF1iも角田の入賞圏内でのバトルに触れ、10点満点で7.5点と評定。角田がゴールまで9番手を守り通したことについて「冷静かつ落ち着いて能力を示した」と評価し、「将来彼のこんな姿をもっと見たい」と期待を込めて締めくくった。
角田のアメリカGPを「今シーズン最高の週末」と評したのは専門サイトのRacingNews365だ。「2戦連続でメルセデスを抑え、ガスリーに迫った」と振り返り、「この結果は角田の自信につながるだろう」と7点(10点満点)をつけた。
前戦のルイス・ハミルトンに続き、今回はバルテリ・ボッタスを数周に渡って抑えることに成功した角田だが、さらに同サイトが注目したのは「これまでに走ったことがないサーキットですぐに慣れた」という点。FIA-F2やプレシーズンテストで走り込んだ開幕戦の地バーレーンと違って、初走行のアメリカで高いパフォーマンスを発揮したことが、同紙の「今シーズン最高」という評価につながったようだ。
2戦連続のQ3進出からの9位入賞という好リザルトを残した角田。内容面でも並み居る強豪を相手に一歩も引かないバトルを繰り広げたに、海外メディアから高い評価が寄せられた。長い2021年シーズンも終盤に差し掛かり、残すはあと5レース。次戦メキシコGPも角田にとっては初めてのサーキットになるが、アメリカで見せた適応力を発揮し好調を維持してくれることに期待だ。

(autosport web)
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6/27(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
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6/28(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
6/29(日) | 決勝 | 結果 / レポート |


1位 | オスカー・ピアストリ | 216 |
2位 | ランド・ノリス | 201 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 155 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 146 |
5位 | シャルル・ルクレール | 119 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 91 |
7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 63 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 42 |
9位 | エステバン・オコン | 23 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 22 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 417 |
2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 210 |
3位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 209 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 162 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 55 |
6位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 36 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 29 |
8位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 28 |
9位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 26 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 11 |

