レッドブルF1、アストンマーティンによるニューウェイ引き抜きの噂を否定「彼とはすでに契約延長済み」
2021年9月22日
レッドブル・レーシングのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、チーフテクニカルオフィサーであるエイドリアン・ニューウェイがアストンマーティンF1チームに引き抜かれる可能性があるといううわさを打ち消した。
ニューウェイは、ウイリアムズ、マクラーレン、レッドブルでタイトル獲得に貢献、F1史上最も成功したデザイナーのひとりとして広く知られている。レッドブルには2006年に加入。チームは2010年から2013年までダブルタイトル獲得を達成した。
一時、アストンマーティンとレッドブル・アドバンスト・テクロノジーズが共同開発したアストンマーティンのハイパーカー、ヴァルキリーのプロジェクトに力を注いでいたニューウェイだったが、2020年には再びレッドブル・レーシングでのF1活動に集中するようになった。
レッドブルは、2019年からホンダのパワーユニット(PU)を搭載、同年はコンストラクターズ選手権3位、2020年は2位、現在はメルセデスと熾烈なタイトル争いを繰り広げている。
再び最盛期の勢いを取り戻したレッドブルだが、その立役者のひとりであるニューウェイに、アストンマーティンF1チームが狙いをつけているといううわさがある。今年、レーシングポイントからアストンマーティンへと名称を変えた同チームは、新ボスのローレンス・ストロールの指揮のもと、F1トップチームへの浮上を狙っており、現在スタッフの拡充を進め、ライバルチームからの人員の引き抜きも積極的に行っている。
ホーナーは、イタリアの『Gazzetta dello Sport』のインタビューにおいて、「アストンマーティンがニューウェイ獲得を狙っているといううわさがありますが」と聞かれ、ニューウェイとは契約延長を行ったと明かした。
「エイドリアンは我々と働くことに満足しており、契約延長も行った」とホーナー。
「彼はレッドブルで16年を過ごしている。我々の仕事へのアプローチを非常に気に入っており、モチベーションも今まで同様極めて高い」
2022年にはF1技術レギュレーションが大幅に変更され、現在とは全く異なるF1マシンが登場するため、現在ニューウェイ率いる技術チームは新たなチャレンジに立ち向かっている。
「新レギュレーションによって、上位の序列が大きく変わる可能性があるか」という質問に対してホーナーは、「白紙からのスタートになる。規則を他チームよりもうまく解釈するチームが出てくるだろう」と答えた。
「来シーズンの序盤がどうなるのかを見るのが楽しみだ。バジェットキャップの要素もあり、いったん間違った方向に進めば、挽回するのは極めて難しくなる。絶対にミスを犯してはならないのだ」
この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています
(autosport web)
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| 1位 | ランド・ノリス | 390 |
| 2位 | オスカー・ピアストリ | 366 |
| 3位 | マックス・フェルスタッペン | 341 |
| 4位 | ジョージ・ラッセル | 276 |
| 5位 | シャルル・ルクレール | 214 |
| 6位 | ルイス・ハミルトン | 148 |
| 7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 122 |
| 8位 | アレクサンダー・アルボン | 73 |
| 9位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 43 |
| 10位 | アイザック・ハジャー | 43 |
| 1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 756 |
| 2位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 398 |
| 3位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 366 |
| 4位 | スクーデリア・フェラーリHP | 362 |
| 5位 | ウイリアムズ・レーシング | 111 |
| 6位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 82 |
| 7位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 72 |
| 8位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 70 |
| 9位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 62 |
| 10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 22 |
| 第19戦 | アメリカGP | 10/19 |
| 第20戦 | メキシコシティGP | 10/26 |
| 第21戦 | サンパウロGP | 11/9 |
| 第22戦 | ラスベガスGP | 11/22 |
| 第23戦 | カタールGP | 11/30 |


